やっとチュンサンの記憶を取り戻したミニョン。一方、ユジンの母親のギョンヒと、チュンサンの母親のミヒが偶然出会ってしまった。実はユジンの父親のヒョンスとミヒは昔婚約をしていた仲だったのだ。それをギョンヒが奪う形で結婚したため、二人の間には深い溝があった。二人の母親は結婚に大反対をした。
ユジンはチュンサンに、「あなたが春川の高校に転校した理由は父親を捜すためだった」と教えられ、自分の父親が誰なのか気になって仕方がない。サンヒョクの父親のジヌに会ったり、母親に聞いてみたりするが、どうしても答えは得られないのだった。そんなとき、ユジンと別れたサンヒョクと飲んだ時、「ユジンとチュンサンが兄妹じゃなくてよかったな」と言われたことをきっかけに、自分はユジンの父親のヒョンスの子で、ユジンは妹なのではないか、と疑い始めた。しかし、ユジンへの気持ちをあきらめられない彼は、ユジンとの結婚を強行しようとした。
ちょうどそのころ、サンヒョクは父親のジヌからチュンサンとユジンが兄妹だと打ち明けられる。サンヒョクは二人が結婚してしまう前に妨害することを決意した。そして、教会にいるユジンを無理やり連れ去った。
しかし、夫の話を立ち聞きしたサンヒョクの母親のチヨンによって、ユジンは自分とチュンサンが兄妹だと知ってしまう。ユジンはチュンサンの会社に赴くと、二人は愛し合っても法律的に結ばれないと知り、涙を流しあい絶望するのだった。ユジンは『不可能な家』の模型を渡して、改めてチュンサンに別れを告げた。
チュンサンはショックのあまり体調を崩し、救急搬送される。チュンサン宅を訪れたサンヒョクの父親のジヌは、実は自分がチュンサンの父親ではないかと思っており、DNAの検査を申し出た。そして、彼が間違いなく自分の子供だと判明した。チュンサンはそれを知り、母親を激しく責めたが、「ヒョンスの子だと思わなければ生きてこれなかった」と詫びるのだった。
しかし、チュンサンはそれを聞いても喜べない事情があった。実は2度にわたる交通事故の後遺症で、深刻な硬膜下血腫を患っていることが分かったのだ。このままほっておくと失明及び命の危険にさらされているのだという。結局彼は命の危機にある自分といるよりも、兄妹ではないということをユジンに告げないまま、ユジンの前から去ることを決意するのだった。
一方、チュンサンとユジンが兄妹だと思い込んでいるサンヒョクは、ユジンにもう一度自分とやり直すよう話しに彼女の自宅に向かった。