今日は、人間にはタイミングがあるのか、というお話です。
前にも書きましたが、私が引き寄せの法則に出会ったのは10年以上も前のことになります。ノイローゼ気味だった私に、妻が『ザ・シークレット』を買ってきてくれたのが始まりでした。
この本は非常に良くできていて、色々と深掘りしてきた今でも「ここに書いてあったじゃないか」と思うことがたくさんあります。
あの当時、この内容をしっかり理解し、実践、習慣化できていれば、今の状態を10年前には達成できていたかも知れません。
と言ったところで詮無きことですね。
あの頃の自分に「愚痴、不平不満、文句、悪口、泣き言」を言っちゃだめだよ。毎日感謝ノートを書いて「ありがとう」を毎日何回も言って、小さなことに感謝するんだよ。
と言ったところで、どうだったろうと思います。
「ふむふむ、そうなんだ」とメモくらいはするでしょうが、そこまでです。きっと3日くらいで「もうめんどくさ、こんなんやってどうなるの?」となって習慣化することはなかったでしょう。
ノイローゼ気味になりながらも、なんだかんだでまだ余力があったのだろう、と推測します。
自分にとってこの引き寄せ習慣も第3次だか、4次になりますが、これまで手も動かさず失敗してきたのは、まだまだ「誰かのせい」にしていたからだろう、と思います。
自分の人生なのに「社会のせいだ」「会社が悪い」「上司が悪い」「親が悪い」「先生が悪い」、だから自分がこうなっているのは仕方ないんだ。努力してもしょうがないじゃないか、となっていたと思います。
そんな状態なので、不幸に対しての意識が低く、全く行動してこなかったのです。手を動かさない「引き寄せの法則習慣」は全く意味をなしませんので、当然効果はありません。
引き寄せの法則を口では「信じている」と言いながら、その実全く信じてなかったのでしょう。
そもそも、引き寄せの法則を信じる信じないは別としても、口では幸せになりたい、不幸から抜け出したいと言いながら、そのための行動は全くしない時点で「行動する恐怖より、不幸でいる現状維持の方が安心だと思っている」、もしくは、「誰かが何とかしてくれる、めんどくさい」という単なる他力本願の怠惰か。
救急車で運ばれて歩けなくなるまで、人生を切り開くということに必死になってなかったということです。
不幸を嘆く知人に「ザ・シークレット」の本を貸したらボロボロで返ってくる。「どうだった?」と聞くと「ごめん、読んでない」という。
自分の経験を含め、やはり人間にはそれぞれ「タイミング」というのか「ステージ」があるのかもしれないと思ってきました。
同じ内容でも時期によって、頭に入るものが違ってくるということです。自分がその知識を得るに足る状態に達した時にそれが抵抗感なく入ってくるのかもしれません。
よく引き寄せについて配信している方々は動画の冒頭で「これを観ている時点であなたは引き寄せの法則に入っています」とおっしゃっています。
一見すると、怪しい(失礼)文言ですが、よくよく考えるとそうなるなと思います。法則に入っていなければ単なる「怪しい」動画でそっ閉じしていることでしょう。
何かの資格を取ろうと本を取る、体験入学する、資料を取り寄せてみる、この時点で自分はもうその世界に入っていると言えるのでしょう。そのステージに入ったということです。
ということで、今の私の課題は、「潜在意識にあるネガティブなものをいかにしてどうにかするか」ということにあるわけですが、これがなかなかに手強い。正直、まだ目処が立っておりません
これも自分がその時期にくれば開眼するということなのでしょう。ワークもいくつか取り寄せましたので、まずはこれを実践していきます。
その経過はこちらをお借りしてまた報告させて頂きます。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました
今回のお話も、まさに以前の私の事を言っているかのような内容でした。
変わりたいという思いはあっても、苦しいんだけど、結局自分はそのネガティブな自分でいる方が楽なんだと言うことに気づいた時がありました。
時間や経験を経て、行動を起こさなければ何も変わらないし、出来るか出来ないか、自分にとって良いか悪いかもわからないじゃないかって事にも気づきました。
まだまだ発展途上の途中ですが、今回のお話でも腑に落ちた自分がいました。
いつもありがとうございます。
現状維持は人間の防衛本能として持っており、当然の行動のようです。
潜在意識は自分を守るために良いも悪いも今の習慣化している状態を維持しようとするようです。なので、不幸が常態化していると、自分の潜在意識が幸福になろうとする行動を「危険」と判断するようです。これが、「何か行動するのって怖い、めんどくさい」となる原因のようなのです。
ちょっと長くなってしまいましたが、この厄介な潜在意識の書き換えについては、今後も人体実験の結果をお伝えしたいと思います。
いつもご訪問頂き心より感謝しております☺️