こんにちは
今回は私のルーティンの一つである「六方拝(ろっぽうはい)」についてご紹介できればと思います。
仏教の教えということですが、六方向に対して感謝をするというものです。
六方とは「東西南北」に「天地」を加えたものです。座っていても立っていても問題ありませんが、それぞれの方向へ手を合わせ、私は3度づつ「ありがとうございます」と唱えております。
方角によって意味があり、感謝の対象が変わるそうです。「ありがとうございます」はその人たちに向けて行います。
以下、各方角の意味と私なりの解釈も記載します。
① 東:親、ご先祖様、子々孫々へ
→ 東の方向へ感謝を述べます。自分のルーツ、そしてそれに続く人たちへの感謝です。
自分が今ここに生きていることに感謝するイメージでしょうか。
② 西:家族、親類、兄弟
→ 西の方向へ親族に向けて感謝します。より近しい人たちへの感謝ということですね。
共生への感謝というイメージです
③ 南:目上の人(先生、上司、メンター、師匠など) 、そして「嫌な人」です
→ 南の方向へ目上の方に対して感謝をします。そして、何と自分にとって嫌いな人に感謝です。
何で!?と思うかもしれませんが、嫌な人というのは、自分のために「配役」された人と考えられるからです。
何のために配役されているかというと、自分の成長のためです。すると、先生や上司などと同様に、自分を成長させてくれる存在の一つということになるでしょう。
従って、南は自分の成長への感謝ということでしょう。
④ 北:友人、同僚、知人
→ 北の方向へ、親しい他人への感謝です。自分一人では生きていないということを自覚し、いつも誰かと支え合って生きていることに感謝するイメージです。
⑤ 天:宇宙、星、太陽、月
→ 天(天井)に向かって、宇宙や太陽、星々への感謝をします。地球という自分たちの船を成立させてくれているものへの感謝です。北の方角とも似ていますが、こちらの場合はひいては、自身の存在、魂そのものへの感謝というイメージでしょうか。
⑥ 地:地球、動植物、自然
地面に向かって地球と自然への感謝をします。人間が豊かに生きていくために頂いている命や恵みに対して感謝ということです。
各方角における感謝の対象は以上の通りですが、イメージは個人によって様々だと思います。
「〇〇さん、いつもありがとうございます」
とある特定の個人に対してでもいいと思います
特に当たり前と思っていることに対して感謝を忘れないように生きていきたいものですね。
そして、続けることで心の平穏を得ることができると思います。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました
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