北の風音

北海道から季節の話題や風景を綴ります。

日高山脈最南端の尾根歩き

2021年04月14日 | 山歩き

4月11日(日曜日)はえりも岬のすぐ傍の日高山脈最南端の山、豊似岳とオキシマップ山の尾根歩きを楽しんで来ました。1,100m位の山ですが、明確な登山道の無い山で、雪が無いと笹やハイマツを漕がないと行けない山です。

ガイドブックにも載ってないのでなかなか行く機会の少ない所です。

まだ時期的に雪が残っていると思ってましたが、日高地方もともと雪の少ない所、今年は更に少なく、所々ハイマツの藪に泣かされました。

天気は最高、風もそよ風、小春日和の中、気持ち良く北西に延びる日高山脈の主稜線が遙か彼方まで見渡せました。

素晴らしい景色を楽しみながら10時間ほど、少々疲れましたが、とても楽しい山行になりました。

実はもうすぐ本州へ引っ越しする山友の送別登山を兼ねてましたが、良い山歩きを共有できて本当に良かったです。

 

登山口付近からの山容です。右側の尾根を使って上り、尾根伝いに真ん中奥の豊似岳に上り

左側のオキシマップ山を経由して下りてくる15kmの山歩きでした。

 

急登を登って尾根に出るとこのような風景、日高山脈の主稜線です。

 

1088ピークの上り、景色が良いのでゆっくり歩きます。

先に行くメンバーにどんどん離されてしまいます。

 

1088ピークと右端の観音岳は(日高らしい稜線です)次の機会にします。

左に豊似岳山頂が見えてます。

 

豊似岳からオキシマップ山への稜線、雪で繋がっているところは天国、

雪のない所は藪のトラップです。

襟裳岬に向かって連なる雪の白線は登山道のようですが、あくまで残雪です。

 

「襟裳の春は素晴らし尾根です」〜♫

吉田拓郎さんの「襟裳岬」を口ずさみながら・・・

 

 

 


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