北の風音

北海道から季節の話題や風景を綴ります。

春の野花

2021年04月25日 | 山歩き

コロナ禍で何事にも自粛ムードが漂い、どこに出歩くのも少し罪悪感を

感じてしまいます。

また地方に行けば車のナンバープレートの違いで「世間の目」が気になります。

昨日は人目が少ない地方の山に春の山菜採りに出掛けました。

早春に咲く花がきれいでしたのでカメラを向けてきました。

春の妖精、カタクリの花です。

時期がまだ早かったせいか数が少ないようでした。

 

キバナノアマナ、どこにでも咲いてますが、小さくてとても可憐な花です。

 

湿原の定番ミズバショウ、そろそろ花は終わりでしょうか?

 

オオバナノエンレイソウ、エンレイソウの種類はたくさんです。

覚えきれません。

 

前回の記事でも登場したエゾリュウキンカ、一番の見頃でした。

 

ヤチボウズ、撮影した場所が北海道新冠町(競種馬のハイセイコーの町)にある

判官舘公園の中のタコッペ湿原という所でしたが、このタコッペの意味が「谷地坊主」

だそうです。

 

山菜の収穫は?というと、行者ニンニクがそこそこ採れて、オリーブオイル漬けと

行者ニンニク味噌を作りました。(北海道人以外は分からないかも〜?)

 

「白い花 白い花 あの人の胸に

 咲いて揺れるだろう お月さんのように〜♫」

     赤い鳥「赤い花 白い花」より


桜の開花

2021年04月23日 | 山歩き

リアクションを下さった皆さんありがとうございます。

つたない写真と文字で大変恐縮です。

ここ札幌でも桜の開花宣言が出ました。例年なら5月の大型連休位が

見頃なのですが、異常に早い開花になりました。

ようやく周りも色彩のある風景に変わりました。とは言っても自分の

近所は咲いてる様子はないですが、明日は気温が高くなるようなので

一気に開くかもしれません。

新しいネタは無いので、何年か前に撮った春らしい北海道の風景です。

 

サラブレッドの親子とエゾヤマザクラ

この時期、日高の牧場に行くと仔馬(トネッコ)が見られます。

春は生命のエネルギーを一番感じられます。

動物たちの誕生や植物の芽吹き、少し弱った心身にはこれが一番!

 

エゾリュウキンカとミズバショウ、リュウキンカは春の山菜で食べられます。

ちょっとクセのある苦みがデトックス効果があるとか、ないとか・・・・

 

道東、松山千春さんで有名な足寄町にあるオンネト−です。

ちょうど連休に撮ってますが、エメラルドグリーンの水面に映る背景の

雌阿寒岳と阿寒富士が見事でした。

このときは両方の山頂に登りましたがその見晴らしも見事でした。

 

札幌の桜は次の機会にアップします。

 

「果てしない大空と

  広い大地のその中で」〜♫

松山千春さん「大空と大地の中で」より

 


春はもうすぐ

2021年04月19日 | 山歩き

4月も中旬ですが、先週の雨くらいから気温が足踏みしているようで、

明日はオホーツク側で雪の予報が出されています。

今朝もちょっと寒くてストーブなしではいられません。

そろそろ山菜の便りも聞こえてきています。

今週末には自分もナイショの穴場に行ってこようかと思っています。

GWも間近ですが、春の高山植物で春気分を先取りです。

ジオパークと花の百名山で有名な「アポイ岳」で撮ったお花たちです。

 

オオエゾサクラソウ(けっこうどこにも咲いてます)

 

ヒダカイワザクラ(固有種?)

 

サマニユキワリ(固有種)

5月から6月にかけてアポイ岳で咲く3種類のサクラソウです。

若干の時期のズレはありますが、運が良ければ3種とも同時に見ることが出来ます。

 

ミヤマアズマギク(薄紫)とアポイアズマギク(白)こちらは固有種です。

 

自分の好きなエゾキスミレ(固有種ではありませんが、なかなか見れない花です)

 

名前にアポイやサマニ(他にもまだまだあります)とついているのは固有種です。

特殊な地質と地形、気候により低山にもかかわらず、高山植物の豊富な山になって

いるそうです。

ヒダカソウという花が有名ですが、過去の心なき盗掘や気候変動のせいか全く見られ

なくないました。唯一見かけたのは自分の町の園芸屋さんの高山植物コーナーでした。

ちょっと悲しくなりました。

 

「春を呼べ 春を呼べ

 胸を張り裂ける 想いは彼方へ」〜♫

      吉田拓郎さん「春を呼べ」より


還暦旅行 桜〜東北-4 (完)

2021年04月18日 | 旅行

東北の桜シリーズ4日目は八戸市内の桜で5月1日(令和元年の最初の日)の撮影です。

前日は雨のためテントを張らずに八戸市内のホテルに泊まり、食事がてら繁華街に

繰り出て地元の美味しい物を食させて頂きました。

特に八戸屋台村ではお店の人や隣席の人たちと和み、楽しい時間を過ごしました。

最終日は深酒で少々二日酔いの体にむち打って、早朝から出発!

 

八戸市内の桜の名所「根城の広場」の桜です。

 

赤いジャケットは今回同行した高校からの友人「てっちゃん」です。

 

 

 

 

 

曇り空で青空はありませんが、空の白と桜の薄いピンクが良い感じです。

 

大間のフェリーターミナルに向かう途中、道の駅みさわに隣接して建っている「先人記念会館」で

歴史に詳しいてっちゃんのリクエストで寄りました。

「斗南藩」に纏わるものだそうです。自分は知りませんでした。

夕方のフェリーに乗り、札幌に着いたのは夜中でした。

 

「わたしは今日まで生きてみました 

 時にはだれかの力を借りて

 時にはだれかにしがみついて

 わたしは今日まで生きてみました

 そして今 私は思っています

 明日からも こうして生きて行くだとうと」

             吉田拓郎さん「今日までそして明日から」より

 

平成から令和に移行する最中、思い出がたくさん出来た還暦旅でした。

 


還暦旅行 桜〜東北-3

2021年04月17日 | 旅行

東北の桜シリーズ3日目は、秋田県と山形県にまたがる鳥海山の付近の桜です。

町の名前はわかりませんが、鳥海山を見ながら車を走らせ、桜のありそうな所で脇道に入り

撮った写真です。

そもそもこの旅、ちょっと欲張りすぎた行程で、1日4〜500㎞くらい走る計算になってしまい、

ほとんどが移動時間で観光地巡りは少ししか出来ませんでした。

寄ったとしてもGWということで観光地はお客さんで長蛇の列、端っから無理な計画でした。

それでも夜ごと、地元東北の美味しいお酒は欠かさず、しっかり頂きました!

 

ここまでは鳥海山の麓の桜です。

大きな山を背景に桜と菜の花がとても綺麗でした。

 

これは眠気覚ましに寄ったパーキングエリア、愛車も一休みです。

何もない所ですが、桜があるだけでちょっとした名所になります。

 

この日の宿泊場所、羽黒山の途中から、月山を背景に桜(これはヤマザクラでしょうか?)

夕方の日差しの関係で桜が良く見えません。

この日の宿泊場所、羽黒山キャンプ場でもしっかり山形の美味しいお酒を頂きました。

 

「でいだらぼっちが腰掛けて 鐘響けば羽黒山〜♫」

シンガーソングライター せきぐちゆきさんの「羽黒山」よりでした。