北の風音

北海道から季節の話題や風景を綴ります。

スーパームーン

2021年05月26日 | 日記

今日はスーパームーンと皆既月食が重なり、巷で話題になっていました。

ちょっと時間を間違えて皆既の状態を見逃してしまいましたが、

コンデジで何枚か撮りました。

時系列が怪しいですが〜

 

 

 

 

皆既月食は満月にしか起きないし、それほど珍しいものではありません。

4月の満月をピンクムーンといって、5月の満月はフラワームーンというそうです。

こちらの方が興味深いです。

ちなみに次にスーパームーンと皆既月食が重なるのは12年?13年?後でしたっけ?

 

「雲が飛ばされて 月がポッカリ独り言

 こんな空は昔 箒に乗った魔法使いの

 ものだったよと〜♫」

     詩:白石アリスさん 曲:吉田拓郎さん

                 「伽草子」より


春山散歩(札幌市:定山渓天狗岳)

2021年05月23日 | 山歩き

昨日、南区にある定山渓天狗岳に行ってきました。

今回は1日でⅠ峰(本峰)〜Ⅲ峰まで登ろうという計画でした。

登山道があるのは本峰だけ、他は笹藪、灌木等の藪漕ぎで、たまに

残雪が出てくると楽ちんで歩きながらの休憩できる位でした。

 

定山渓天狗岳のⅠ峰(本峰)左側がⅡ峰、Ⅲ峰はⅡ峰の奥側になるます。

一際急峻な岩峰で事故も多い山です。

 

Ⅲ峰とⅡ峰です。

Ⅲ峰は冬期間に一度行ったことがありますが、

Ⅱ峰はオールシーズン通して初めてです。

(最初の2枚の写真は以前に撮ったものです)

 

熊ノ沢を詰めて行きますが、まだ雪が残っています。

スノーブリッジ、この上を歩くのはちょっと勇気が要ります。

周りの状況や足元の音を聞きながら慎重に進むしかないのですが〜

 

前日の雨に濡れて透明になったサンカヨウの花です。

可憐で結構好きな花です。

 

写真を撮る余裕も無く、ようやく着いたⅡ峰のピーク

 

ここでは、ルンゼ(岩と岩の間)の山菜畑の中を通りましたが、

誰か歩いた後があると思ったら、毛皮を被った先行者がいたようです。

雪の上に残る先行者の真新しい足跡です。

(わかるでしょうか?)

 

Ⅲ峰のピーク、冬に来た時には顔付近にあった標識ですが、

今回ははるか頭上にあり、積雪の多さを感じました。

本峰は何度も行っているので、写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

下山はおみやげ用の山菜を探しながらでしたが、

10時間以上の行動時間で足もポンコツになりました。

リュウキンカの群生が心を癒してくれます。

 

なかなか行けない場所に行く計画を立て、誘ってくれた山友に感謝をしながら

昨夜は山菜を肴に一献やりました。

 

「峰を仰ぎて山男

  花の情けを知る者ぞ〜 ♫」

               「坊がつる讃歌」より


ライラック

2021年05月18日 | 日記

札幌の初夏の風物詩の一つ、ライラック祭りが明日から始まります。

昨年はコロナ禍で中止になり、今年はオンラインでの開催だそうです。

とはいえ、PCで見るよりは感触といい、香りといい、実際の花にはかないません。

オフィス街のすぐ傍の大通公園にはたくさん咲いてますし、手軽に行けるので、

ある程度の人出が予想されます・・・・余計な心配で済めばいいのですが〜

 

通常ライラックの花弁は4枚ですが、5枚のものをラッキーライラックとかハッピーライラックと

言うそうです。

誰にも何も言わず飲み込むと願いが叶うということですが、自分は飲み込んだ事がないので

真相は定かではありません。

まれに3枚のものも見かけますが、それはラッキーライラックとは言わないようです。

四葉のクローバーよりは遥かに珍しいような気がします。

還暦過ぎのオッサンがカメラ片手にラッキーライラックや四つ葉のクローバーを必死に探しいてる

姿を想像するのもかなり滑稽かと〜

 

 

 

今では札幌市のシンボルとなったライラックですが、北星学園の創設者が

1890年に持ち込んだ1本の苗木から始まったそうです。

ちなみに花言葉ですが

ライラックは「思い出」「友情」

白のライラックは「青春の喜び」「無邪気」

紫のライラックは「恋の芽生え」「初恋」

ですって!

 

 

「とんとご無沙汰、

    僕の内なる夢見人、

       僕の内なる恋心〜♫」

  曲:吉田拓郎さん 詩:阿木燿子さん

          「とんとご無沙汰」より

           


春野散歩(札幌市南区定山渓近辺)

2021年05月16日 | 日記

本日より北海道全域で緊急事態宣言が出されました。

何をするにも制限され、行動を慎まなければならなくなります。

最後の足掻きで札幌の奥座敷、定山渓の定山渓ダムの付近を散策してきました。

今回は山菜ハンター、景色も楽しむ事もなく目を点にして地面と睨めっこでした。

収穫はというと思いのほかたくさん採れて、下ごしらえに四苦八苦してました。

 

定山渓ダムの下はちょっとした公園になっていて、ちょうど桜も満開でした。

ここは小天狗岳の登山口にもなっていて、駐車場も大きくとても整備されています。

 

ウドです。まだ出たてですが、これくらいが柔らかくて食べ頃です。

酢味噌和えや天ぷらで食べると独特の香りがありとても美味です。

 

ユキザサ(アズキナ)、自分はあまり食べませんが、湯掻くと小豆の香りが

漂い、お浸しや味噌汁で食べるそうです。

他に行者ニンニクの畑を見つけ、札幌近郊での採取にしては大量でした。

登山とは違う汗を流してきました。

 

これから植物の芽吹きと新緑を楽しむのに良いシーズンになりますが

緊急事態宣言により自由に山にも行けなくなりそうで少し心配です。

 


山スキー納め(島牧村:狩場山)

2021年05月10日 | 山歩き

昨日は今シーズンのスキー納めで道南島牧村の狩場山に行ってきました。

山仲間総勢13人の大パーティ、コロナを気にして歩いている時以外はマスク装着、

ソーシャルディスタンス保った山歩きになりました。

出だしから雨が降り出し、途中からは少し雪がまじったミゾレかなり強く降り出し

雷、強風とコンディションは最悪でした。

5月とはいえ、濡れた体に強風は低体温症の要因になるため途中で撤退しましたが、

スキーで少しうす茶色く染まった雪(黄砂の影響?)の感触を楽しんできました。

 

写真を撮る時はマスクを外して息を止めて!

 

この辺では雨と雷、体はアウターを着ていても中まで濡れてしまいました。

遅くてメンバーについて行くのが大変でいつも最後尾です。

 

1,000m付近、もうすぐ雲の中に入りそうな所まで登ってきました。

雷は止みましたが、風が徐々に強くなってきて体感温度は厳冬期と

あまり変わらないくらいです。

下りは一気に!(ガスに包まれて写真も撮らずに滑降開始)

2時間かけて登っても20分で「ハイお終い〜チャンチャン!」

この1本を滑るために何時間も黙々と登ります。

 

帰路に寄った寿都町の温泉では体がとけました。

これで今シーズンの山スキーも終わりました。