北の風音

北海道から季節の話題や風景を綴ります。

紅葉めぐり-3(その2)

2016年10月23日 | 山歩き

昨日の続きになります。

 

高原温泉の沼めぐりは1周4〜5時間くらいで回る事が出来ますが、

9月、北海道に3連発できた先の台風で登山道が流出して、途中までで

引き返しとなりました。(ちなみに昨年は1周できました)

このコースは要所にレンジャーがいてクマの状況や入山者の行動を随時

監視しています。食事の出来るとことも決められていて、国立公園内と

いうこともありますが、自然と共存するための措置が施されています。

このような方々のおかげで、自分たちも安全にこの素晴らしい自然美を

見る事ができます。(感謝です!)

 

式部沼 〜 奥の緑岳が良い感じです。

 

大学沼 〜 名前の由来は判りませんが、ここでは食事ができレンジャーさんといろいろお話が出来ました。

 

高原沼 〜 観光ポスターに使われるポイントです。

 

真っ赤なナナカマドの上、高根が原の稜線を見上げます。

 

白樺の白い幹が紅葉のなかで引き立ちます。上部の雪渓はきっと解けないまま次の雪が来るでしょう。

 

今回の最後の沼(空沼:からぬま)に向かう山道です。錦色の中を歩くのはとても気持ちが良かったです。

 

最終地点の空沼、6〜7月の雪解けの頃は水がいっぱいだそうですが、その季節には来た事がありません。

今は渇水期で大雨でも降らないとこんな状況です。

 

札幌から片道3時間半、車に乗っている方が長かったですが、

秋晴れの一日と大雪山高原温泉の自然美を満喫した山旅でした。


紅葉めぐり-3

2016年10月22日 | 山歩き

日本で一番早い紅葉で知られる大雪山ですが、中でも高原温泉の沼めぐりは

高根ヶ原の裾に広がる大小さまざまな沼と水面に映し出される紅葉で、人気の

スポットとなっています。

ヒグマの生息域でもあるため、入山時にはヒグマの生態や出会ったときの対処法、

ルールやマナー等10分程度のレクチャーを受けなければいけません。

まあ、この時期、人の多さにクマもビックリでしょうけど・・・

10月のはじめに撮ったものですが、晴天に恵まれ良いコンディションで見ることが

出来ました。

 

土俵沼

 

バショウ沼

 

滝見沼

 

緑沼

 

名無し〜

 

湯ノ沼 〜 温泉が湧いてるそうですが、水は冷たいです。

 

登山道途中で〜

 

これで半分、2つに分けてアップします。

残りは次回ということで・・・


紅葉めぐり-2

2016年10月20日 | 山歩き

昨日の記事で「そろそろ雪の・・・」と書いたばかりでしたが、早速今日が初雪でした。

車載温度計で3℃、昨日より10℃くらい低くなりました。

雨と風も強く街路樹の葉も随分と寂しくなり晩秋を思わせる一日となりました。

 

第2弾の紅葉めぐりは、先日行った札幌の奥座敷、定山渓の近くの神威岳〜烏帽子岳です。

1,000m前後の山で往復2時間のプチ縦走、紅葉というには少し早かったのですが、

ツタウルシの赤と白樺の黄色がちょっとだけ見られましたが、色づく前に既に茶色く

枯れているところもありました。

 

神威岳山頂より定山渓天狗岳、余市岳を望む

 

烏帽子岳の途中よりの神威岳(この辺はツタウルシの群生地)

 

半分藪漕ぎのような登山道より

 

手前の赤く色づいている葉が(みどりのもありますが・・・)ツタウルシです。

 

札幌も今は冷たい雨が降っていますが、夜半より雪の予報です。

明日以降晴れれば、市内からも白くなった山々が見えることでしょう。

 


紅葉めぐり-1

2016年10月19日 | 山歩き

北海道ではそろそろ雪の便りが聞こえて来そうな時節となりました。
9月中頃、高山域から始まる紅葉も平地まで下りてきました。
あと1ヵ月もすると街路樹も葉が落ち、雪の季節を迎えることでしょう。
今年は毎週のように山に行く機会に恵まれ、紅葉の見頃を追いかけることが
できました。

今日は大雪山、沼ノ平の紅葉です。

当麻岳のチングルマの紅葉

ウラシマツツジの紅葉と沼ノ平

錦秋の裾合平

錦色の旭岳

ナナカマドの紅葉と沼ノ平

 

対岸の山を写し出す沼ノ平(五ノ沼)

 

今頃はもう道路も冬の通行止めに入り、雪景色になっていることでしょう!

来春のお花の時期にまた訪れたいと思います。