箕面の映画館で前田敦子主演の映画『葬式の名人』を観賞しました。
遅くの時間ということもあってか、観客数は10人未満の寂しいものでした。
目の前の交通事故で亡くなったかつての同級生を棺桶に入れてその友人が思い出の場所を連れ歩いたり、商店街や母校の高校、その学生食堂に遺体を安置したり、無理筋のストーリーですが何とか最後まで鑑賞しました。
その母校の茨木高校が実名で、現役生徒達も背景にいろんな形で映り込み茨高関係者には大いに楽しめる映画でしょう。実は私もこの高校の卒業生ですが、原作の川端康成が前身の(旧制)茨木中学の卒業生とは申せ、ちょっと鼻白らむものがあり、苦しいところを感じました。ここで、川端の寂しさを前田敦子に重ね合わせるにもどうもという感じでした。
地元の茨木市もバックアップしているようで、ローカル映画に落ち込む心配をしました。でも、いいところは前田敦子の女優としてのいい写真を見、相手役の高良健吾の奮闘もひかっています。
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