10月18日(日)
少し薄曇りの朝10時、公民館に参加24名の皆様がお集まりになりました。
吉田和平講師から、準備された資料が配られました。公民館の所在地字引谷から開始です。
「愛宕神社」は昔の村落の民家が藁葺きで「火の神様」をお祭りしたこと、現在も23軒の講の方々により清掃など維持されていることが説明されました。
「三ツ辻」では、山田下市場から山田の集落を抜け小野原に向かう「小野原街道」とこの字寺田から字石公に至る「山田街道」の分岐点で、遠く北方面は「いけだ・妙見山・中山寺」を、西方面は「をか町・いたみ」をそれぞれ指していることが看板からも読み取れて意義深い感じがした。
「引谷天満宮跡・御旅所跡」では、天満宮の名の通り、菅原道真との由来も『郷土誌』には存在し、またかつて伊射奈岐神社の祭礼にはこの地にお神輿五社が錚々と居並んだ姿を微かに記憶する館長は、今の石碑記念碑がテニスコート隅にひっそりと建つ佇まいは今昔の感をしみじみと味わった。
「紫雲寺」は、古く法相宗の寺院永安寺として現津雲台2丁目(字徳谷)の由来や山田城跡地の移転、森祖仙の絵などお裏方からご説明を頂いた。
「伊射奈岐神社」は、吉田講師がかつて上地区の神社総代をお務めであったこともあり、宮司にご挨拶申し上げ、神社略誌のリーフレットを頂戴した。上から移設の「天満宮・付属の石地蔵」「八王子社」など参拝出来た。