最近事務員の岡本さんに、近所でアライグマを目撃したと教えてもらった。
アライグマは、一見可愛らしい雰囲気で、アニメなどもあり人気者だが、環境省の方からは
「特定外来生物」として、害獣の扱いのようだ。
環境省のホームページによると、
1962年に愛知県での確認後、80年代までに岐阜・北海道・和歌山・神奈川等で野生化及び自然繁殖が確認されている。
捕食対象が幅広く小哺乳類から魚類・鳥類・野菜・果実・穀類など、固有在来種への影響が懸念される。
北海道では、農作物に深刻な被害が報告されている。
取り扱いの注意として、手先が器用なため逃げ出しのおそれがあり、狂犬病にり患している可能性があり、成体には凶暴な個体もある。屎尿のにおいがきつい。アライグマ回虫が寄生している可能性が高い。
ペットとして人気種となり流通したが、飼育が難しいことから遺棄されるケースも多い。
としており、われわれの地区も注意が必要である。
(写真提供は高野さん)