奇乃堂

鳩サブレーの缶が鳩サブレーを呼ぶ

 何となく、2023年末、豊島屋の干支なバッグの鳩サブレーを買おうとしていた。
 でも、店頭に飾っていた辰が描かれた缶もいいなぁと思い出していた。
 お値段はその分いいけど、缶の手触りが良かった。
 絵も気に食わなかったら買わないけど、お値段分、何か、私の中で買いポイントを見つけようとしていたのだ。その逆で、諦めるポイントを探していたかもしれない。

 で、購入して年内に中の鳩サブレーは食べた。

 年明け、鳩サブレー10枚セットを買ってくる。
 その缶に8枚詰めた。
 2枚は即日および翌日に胃袋に消えた。

 開けて食べる。
 なんか、いいね……。

 おいしいけど、惰性感も漂い出す。
 缶の鳩サブレーが減る。
 ……新たに買わねばならない!?

 缶があって、鳩サブレーが動かないように入っている型がある限り、私は鳩サブレーが食べたくなるのではないか!
 缶が鳩サブレーを呼び続ける?
 いや、むしろ、鳩の型が鳩サブレーを呼んでいるのか……。

 とはいえ、緩衝材の鳩型……なんかいいなぁ……何がいいかわからないけど。
 捨てるのはいつでもできるので、ひとまず、缶はそのまま……片付かないのではないかね……と、気づいて頭を抱えるのだった。

今後ともよろしくでございます。

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