<コミュニケーション今昔1>
一人一台スマートフォンを持っている学生。
あれ、色々な事情で持てない学生はどうするんだろう?
それはさておき、大学の授業の変更とかはスマホで伝えられると聞いたことがある。
便利な世の中だなぁと思った。
掲示板だったから行くまでわからなかったしねぇ……。
そこはメリットだよね。
ただ、掲示板の前であったコミュニケーションや対応は消えたのか。
知り合いに会った時「おはよー」「おはよー、あれ、今いるってことは」「うん……遅刻、じゃ、またー」「またー」とか、「あの授業ないって」「まじー」とか、「小道さん、おはよー」「おはよー、あれ、●●さん?」「え、××さんと知り合い?」「ええ、二人知り合い」とか。
同好会や部活動で同じだけど学科違う人とも会う場所だった。授業の動きは違うから一日合わないかもしれないけど、そこなら会う可能性があった。
知らない人とは特に会話しないけど、あの授業で一緒の人だ、同じ学部かとか何となく人を知る切っ掛けだったりしたかも。
<コミュニケーション今昔2>
学校を休んだ場合、スマホがあれば翌日のことを聞けると聞いた。
……あれ? 昔も電話すれば聞けたよ、誰かから。
まぁ、本人が出ない可能性もあるから今の方が便利か。
<コミュニケーション今昔3>
PSP用ソフト「真・女神転生 デビルサマナー」をふと始めた。いや、最初とデータのあったラストだけ。さすがに頭から最後までやる元気ない。
序盤、自宅に友人(でいいのか!?)から電話があって母親が伝言を受けていたという部分がある。
なんか、新鮮だった。
これ、昔は当たり前だったんだよね。
家の人にこのこと話したら、「それでコミュニケーションが取れていたっていう面もあるんじゃない? あと、練習にもなってた」という。
確かに。
親と子、だけでなく、電話かけた本人と知らない人物である友人の家族というコミュニケーション。
電話をかけたら、本人が出ないという可能性、取次を頼むというやり取り、伝言を頼み頼まれる……コミュニケーションだ。
そう考えると、今の便利さはそのあたりのスキルが身につかないかも。
なお、私は会社の電話を取るのがすこぶる苦手だった。
原因は、電話機の使い方を教えてくれないことだった。
内線、適当に押せばできるやら端末によって違うから適当にして……一度、回したつもりで保留をして相手を怒らせたという話を聞いたことがある。
電話番はする。
電話機の使い方を教えてくれ!
ふおおおおおおおおおおおう。
聞き取れるかの心配より繋げられるかが一番心配なんだよ!
転送の仕方が二つあるとか、機種によって違うから教えられない……は、ほんとやーめーてー。