信州土産に寒天をもらった。
私の手元には賞味期限が迫る御座候のあんこ。
一袋はパンに載せて食べたりしたけれども、もう一袋ある現実。
寒天があるなら、羊羹にするのが手っ取り早い消費方法。
あんこそのままよりも、おやつにしやすいからだ。
それに、朝食のパンにあんこだと、野菜等違う食材が取れない問題が生じるのだ。
粉末寒天と棒寒天を切ったようなものでは、使い方が違う。
粉末はそのままに水に加えれ沸騰させたら溶けてる。いや、溶けているかどうか気にしないでいい。
塊な寒天は溶かすのをじっくり見定めないとならない。
そうなると、羊羹の作り方が変わる。
これまでは、最初に材料全部入れて沸騰させて数十秒でよかった。
塊の寒天はできない。
一応、使い方や固さは試したから……分量は次のような感じで。
あんこ 御座候の通常版一つ
水 250CC
寒天 8グラム
たっぷりの水に寒天を入れておき、1~2時間後に絞ってちょっと刻む。刻むと溶けやすくなる……らしい。
鍋に寒天と水200CCを入れる。大体、材料がひたひた。少ない方がいいかと思ったら、寒天焦がすと感じたのでひたひたな分量に。
寒天を溶かす。
溶けた後、あんこを入れて再沸騰へ持って行く。
あんこを容器から出した後、くっついているのがあるので50CCくらい器に入れて、あんこエキス(?)を鍋に入れる。
沸騰後、しばらくネリネリして、卵豆腐缶(というとか?)に入れる。
冷えたところで冷蔵庫に入れて、適当に切って完成。
固さは申し分ないし、美味しかった。
寒天があっているのか、よいのか……家の人からは「あんこ代半分出すからまた作ったら宜しく」と言われている。
私は小道家の羊羹マイスターらしかった。