コメント何でもいいから下さいね。宜しくお願い致します。励みになりますから。。。
宇崎竜童&井上堯之 待ち呆けのブルース
此の間、友人から、カントの「アンチノミー」と埴谷雄高の「自同律の不快」の概念は似て居るのかと訊かれ・・・ 何だかな…。全然違うだろうにと思って、一応説明をしたのだけども、アンチノミー(二律背反)とは相互に 矛盾し対立する二つの命題が、同じ権利を持って主張される事で、自同律の不快とは普通の人は決して矛盾を感じないであろう単純な命題「AはAである」と云うのが自同律であり、その事に不快感を持った埴谷氏が構築した概念であって、氏に寄ると、「自分自身に対する払いのけがたい、異様な違和感が本当に小さな子供の時からある、 何か持ちきれない、自分が自分であるのは変だと言う感じが、重苦しい気配として感覚的にあってそれが論理的に整理された物」だそうだ。まあ、ある意味、アイデンティティーの喪失感から来た物だと云う事でしょうか・・・
アイデンティティーと云えば、日本の音楽文化、特に日本人のフリージャズを考えた場合、若松孝二とその周辺の監督たち(足立正生とか大和屋笠たち)のアングラ映画に触れなければならないと思う、60年代末期から80年代前後まで高樫雅彦や佐藤允彦や山下洋輔や阿部薫などが次々に公開されるアングラ映画(前衛ピンク映画をも含む)の音楽を担当した事からフリージャズの認知ないし普及が広まり、特に若松監督の映画とフリージャズのセットは前衛ジャズの普及に貢献しましたね、ちなみに大和屋笠は、あの、ルパン三世のテレビシリーズで大隅正秋、宮崎駿・高畑勲の演出下で脚本を担当して居ましたし、以前にこのblogでも紹介した、手塚治虫の虫プロが制作したアニメラマ・シリーズの最終作 「哀しみのべラドンナ」では佐藤允彦が印象的なプログレッシヴ・ロックの味付けの音楽を担当し、出崎 統監督の 「あしたのジョー」の主題歌の作詞は寺山修司だし、ロック界に目を向けてもカルメン・マキ&OZとかね、、カルメン・マキを見出したのは「天井桟敷」と云う演劇集団を主謀していた寺山修司だしね、、、、
その後も、若松監督、原田芳雄主演作「われに撃つ用意あり」「キスより簡単」若松監督の弟子筋にあたる沖浦勲の「出張」、黒木和雄の「泪橋」とか、ムーブメントとしてアングラは切っても切れない存在でしたよね。
THEME from "STYLE TO KILL"
Branded to Kill Original Trailer (Seijun Suzuki, 1967) Arrow Video
最近、日本の若い人達のロックを聴くたびにグランジだとかビジュアル系だとかしか無いのかと思って聴いてい居たのだけども、、此の間、ケーブル放送で深夜にロック・フェスティバルの模様をやって居て、観て居たら可也、本格的なプログレの バンドとかも居たので、正直、ホットしたと云うか、、まあ、Bluesは良いバンドが新旧織り交ぜて居るので安心なのだけども、jazzの方も若手で有能なミュージシャンが居るので良いのだけども、Rockは大丈夫なのか?と思って居たものだから、、まあ、「グリム・スパンキー」とか居るけど、
それから、押井守監督作の実写映画の「紅い眼鏡」を久々に観て見たのだけども、宮崎駿が昔、庵野秀明の実写映画「式日」の方が映画に成って居るとこっけなして居たけど、あの、世界観と云うか、薀蓄とギャグのあらしの演出は何時観ても好きですね。 嗚呼、早く、押井 守監督の新作が観たい今日、此の頃です。。。。
カルメン・マキ 2011 Lilly was gone...
カルメン・マキ&OZ 閉ざされた街
午前一時のスケッチ
長谷川きよし - 「別れのサンバ」2012
長谷川きよし 黒の舟唄
山崎ハコ ざんげの値打ちもない フルカバー
Hako Yamasaki - Kyoudai Shinjuu
Buddy Guy - Japan version.avi
此処の処、眠くて仕方がない、、、全て薬の副作用です。
昨日何か、せっかくの日曜日なので好きな映画観たり本でも読もうかと思って居たら、、
朝起きて、2時間もしたら、怒涛の如く、眠くなり、昼まで寝てしまい、
昼食採って、また眠くなり、ハッと気が付いたら、夜の9時だった・・・・
此間、大学時代の友人の家に行こうと、知合いの友人が云うので、(友人は自分と同じ大学では無い)一緒に出かけて来た、、その友人は、ハード・ボイルド小説、セリ・ノワールにもっぱら傾倒していて、、レイモンド・チャンドラー、ダシール・ハメットは云うに及ばずコーネル・ウールリッチ、ライオネル・ホワイト、J=P・マンシェット、ジョゼ・ジョバンニ、ゼェイムズ・エルロイ辺りの本が書斎に無造作に積まれて居た・・・
話をしていて、ロマン・ノワール(フランスのハードボイルド)の元祖は何かと云う話に成って、、ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」だよね、という話に成って、ジャン・ヴァルジャンを付け狙うジャベールはヴォートランーヴィドックが反映されて居ると言う話になり、、要するに、ミリュー物の傾向だよね、と云う話に成った、色々と話をして行く中で、フィルム・ノワールの映画の話に移って行き。J=P・マンシャットの「骨のみ」をクリストファー・フランクとアラン・ドロンが共同で脚色し、監督・主演をアラン・ドロンが務め演じた「危険なささやき」は1980年代に新宿ピカデリーまで観に行ったと云う話に成り、どうやら、あの映画はアメリカナイズされた乾いた感覚のノワールだったので、ドロンはレイモンド・チャンドラーの「ロング・グットバイ」を1970年代にエリオット・グールド主演でロバート・アルトマンが現代感覚でフィリップ・マーロウを具現化させたのと同じ手法で演出して居て、狙いは同じだよね、とか話し合った。古い処では、ジョバンニの監督作、フィルム・ノワールの傑作「ル・ジタン」が良いと云う話になった、(主人公のユーゴ・セナール、通称ル・ジタンは暗黒街に生きる一匹狼。ジプシー出身の彼はその宿命を背負い、社会に対する反逆の人生を送ってきた 数年前、彼は仲間を虐待した村長を殺害し入獄。獄中で名うての銀行強盗ジョーと知り合い脱獄を果たす。そして彼らは次々に銀行を襲い、再び警察に追われる身となる。終盤に絡んでくる老金庫破りとの友情、別れが有り、最後は独り寂しく逃避行を繰り返して行くストーリーで終わる)
この映画は良いです。とにかくジタンと金庫破りのヤンの絡みが良い。この二人の絡みは、確か原作にはなくて、気違いピエロ(ゴダールの映画ではなくて原作の小説の方)の話を持って来て居る。
ジョゼ・ジョバンニ(監督・脚本)の美味しい世界の集大成みたいな映画だけれど「ラ・スクムーン」よりさりげなく大人っぽく泣かせる。傷ついたジタンと獣医のエピソードも胸を打つ。主演のアラン・ドロンが義理と人情の世界に生きる一匹狼を好演した。原作は柴田練三郎の訳でケイブン社という出版社から出て居たはずです。 勿論、小説の著者はジョゼ・ジョバンニ、
彼に付いて知らない人も多いと思うので簡単に経歴を書いて置きます、レジスタンス運動から銀行ギャングに成って、それから、作家に転向し、ジャック・ベッケル監督に脚本を依頼されて、脱獄物の名作「穴」に参加し(ちなみに、この映画はベッケルの遺作と成った)、それ以来、ノワールの名脚本家、オーギュスト・ル・ブルドンと肩を並べる存在に成り、監督としても処女作「生き残った者の掟」から「べラクレスの男」(自身の小説を脚本化して映画にするのが多い人だけども。此れはイギリスの作家ジョン・カリックのハードボイルド小説『禿タカ』が元ネタ)「ル・ジタン」「暗黒街のふたり」「ブーメランのように」とドロンと組んでの仕事が特に有名、ロベール・アンリコ監督の名作「冒険者たち」の脚本も担当して居る。でも、最近、彼がレジスタンス活動の闘士で戦時中の血気盛んな生活が忘れられずに暗黒街のギャングに成ったと言うのは全くのデタラメで対独協力者としてレジスタンスの闘士を売った為に暗黒街に出入りする様に成ったと云う話もあるみたいだ、真意の程は解らないけど、彼の遺作は「父よ」だったと思う。
久々に、友人たちと語らい楽しい時間を過ごしました。その日から、何となく、jazzが聴きたく成り、此処の処、jazzばかり聞いて居る。此間から、ソニー・クリス、ソニー・ステット、チャーリーマリアーノ、アート・ペッパーを主に聴いて居ます
さて、今日も、一日休みなので、と言うか毎日休みなのだが、此れから本でも読もうと思う。ユリイカのバックナンバー「特集・安彦良和」「特集・水木しげる」「特集・stand alone complex」などを最近、古本屋で買い求めました。
処で、押井守監督の新作はまだなのか???、、、
それと、実写の監督だけど、室賀 厚監督は今、何撮ってるんだろうか???
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さて本邦初公開のkiyasumeが高校の頃にバンドで弾いたブルースナンバー、
「ストーミーマンディー」と「エブリディー・アイ・ハブ・ザ・ブルース」です
ヘタなエレキ・ギターですが、どうか聴いてやって下さい。17歳の頃の音源です....。
バンド編成は、私、kiyasumeのリードギターに、ドラム、ベース、サックスの編成でした。
ストーミーマンディー
エブリデイ・アイ・ハブ・ザ・ブルース
皆さん、どうか宜しくお願い致しますね。
〜〜『アランドロンの映画の短い動画と、ブルース、ジャズなどの動画です』〜〜
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LO ZINGARO TRAILER 1975
020:《 ル・ジタン 》【映画パンフレット・フェスティバル】(festival)
Christian Dorisse - Le Battant (1983)
Deux hommes dans la ville (J. Giovanni, 1973) - Bande-annonce
Alain Delon - Laetitia
yamazen&the blues fellows feat.tad miura「煙草とコーヒー」
YAMAZEN&THE BLUES FELLOWS feat.TAD MIURA 【BOOM BOOM】
TAD三浦 Live -Sweet sixteen
石川二三夫&小出斉with黒神 LET WORK TOGETHER
石川二三夫&小出斉with黒神 BABY WHAT YOU WANT ME TO DO
小出斉&石川二三夫 IN 札幌 2
Sonny Criss - Black Coffee
Blues for boppers - Sonny Criss
Miles Davis & Sonny Stitt: Round Midnight
Sonny Stitt & Richie Cole - Cherokee
〜〜「欧州のプログレッシブ・ロック」〜〜
(プログレッシブ・ロックとは、ヨーロッパで、発祥したインテリジェンス・ロックであり。クラシックの影響を受けて居て。メロディーが綺麗で美しい曲が多いのです。プログレのバンドは世界中にいて、イスラエルのバンドなども独特な美しい旋律を醸し出して居ます。今回は動画もありますので。じっくり美しい曲を堪能して下さいね。)。
最近、プログレッシヴ・ロックを聴いて居る、まあ、一般的に云えば、キング・クリムゾンだとか、EL&P、イエス、ジェスロ・タルとかのブリティッシュ・プログレが有名だろうけど・・・。私は、最近はジャーマン・プログレだとか、イタリア、フランスのプログレを良く聴いています、、何も、ブリティッシュ・プログレが嫌いな訳ではなく、(物凄く好きですが・・・)
イタリアのバンドで国民的に圧倒的な人気を誇って居るイ・プーと云うバンドが最近来日した、、初期のメンバーはヴァレリオ・ネグリーニ(Ds)、マウロ・ベルトーリ(G)、マリオ・ゴレッティ(G)、ジルベルト・ファッジョーリ(B)、ロバート・キロット(K)の5人で、1966年にボローニャで結成されました。
4作目「オペラ・プリマ」でジャンフランコ・モナルディーによるオーケストラを交え、人生のほろ苦さを切実と歌い上げる作風を打ち出し「君をこの胸に」「ベニンシエロ」が大ヒットし、72年に発表した、「ミラノの映像」はゴールドディスクに成りました。それまでに、ロビー・ファッキネッティー(K),リッカルド・フォッり(B)が加入しているが、バンドのフロントマンだったリッカルドが脱退を表明しバンド存続の危機に見舞われるも、カムシカム・レッドに居たレッド・カンツィアン(B)の加入で此の難局を克服し、クラッシックに精通していたレッドは、此の後バンドの中核的存在となって行く事に成る。
此のメンバーで此の後、プログレ・ファンに絶大な人気を誇る「パルシファル」バンドとオーケストラの融合を果たした、クラシカル・シンフォ・プログレの傑作「ロマン組曲」「ミラノの騎士」を発表して行く事と成って行き、バンドとしての地位を築き挙げました。最近ではポップ路線の作品を発表しているらしいですが、私は最近のCDは、余り聴いて居ません・・・・。
彼らのコンサートはイタリアン・プログレッシヴ・ロックフェスティバルの一貫として、行われた物で、他にもニュートロルスーUK、レ・オルメ、ファルムラ・トレ、ロカンダ・デ・レ・ファーチ等が来日しました。
最後に巽 孝之氏の「プログレ哲学」から引用して書いて置きます。
現代的なプログレ・ユニットは代表的なロマン派詩人ウイリアム・ワーズワスやパーシー・ビッシェ・シェリー&メアリー・シェリー夫妻、それにウイリアム・ブレイクを愛読すると共に、代表的なモダニズム芸術家、イーゴル・ストランヴィンスキーやベーラ・バルドーク、それにレオシュ・ヤナーチェクへの傾倒を隠して居ない。プログレ・ロッカー達が、あれだけモダンなハイテク機器にコントロールされながらも、どこかしらロマンティックな天才神話の香りを漂わせて居るのはそう言う意味で必然的である。
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オペラ・プリマ |
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ストレンジデイズ |
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パルシファル |
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ロマン組曲 |
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Pooh - Parsifal (Opera Seconda Live 2013)
New Trolls - Cadenza - andante con moto (Concerto Grosso per i New Trolls) TR3 Parte 3
New Trolls - Andante (most dear lady) (Concerto Grosso N.2) TR3 Parte 8
New Trolls - Adagio (shadows) (Concerto Grosso per i New Trolls) TR3 Parte 2
日本語字幕:レ・オルメ/ノーヴァ
~~「私の好きなブルースと映画について」〜〜
「Bluesは奴隷制が廃止され奴隷が解放される事によって生まれたものである。」とは、有る音楽評論家が云って居た事で有るけど、厳密に云えば、黒人が奴隷ではなくアメリカ人として認知され、自由人に成った、しかし、それなのに抑圧を受ける、そこで初めてBluesが生まれたと云えるのでしょう。ブルースの形態と云うのはアフリカの部族ダンスとワークソング、それにホラーが ヨーロッパの諸音楽と融合して出来たものですよね、
要するに「ブルー・ノート」の誕生でしょうね。1970年代、NHKで「シカゴ・ブルース」と云う、ドキュメンタリー番組が放映されました。
時はブリティッシュ・ロックの代等が著しく、1960年代半ば、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、特にストーンズが「フーチー・クーチー・マン」とかの、マディー・ウォ-ターズの曲をカバーして歌い、それがヒットし、アメリカに逆輸入され、ビートルズを始めに、ロングヘアーを、イギリスのロック・ミュージシャン達が流行させ、それが、後に、アメリカのフラワー・ムーブメント、ヒッピー文化へと発展して行く事に成ったのだけども、(当時ビートルズがアメリカ公演の為、アメリカに行った時の記者会見の模様を後で観ましたが、「君たち、それ、かつら?」「アメリカの床屋がストライキ起こしますよ、」とか、云われて居ましたね、)ストーンズのミック・ジャガーから、「俺らのやって居る事は、あなたたち、アメリカ人の黒人の音楽ですよ」と云われて、アメリカではそれまで、レース・ミュージックとして、Blues等の、黒人音楽は、白人はレコードを余り買わない風潮が有った見たいなのですが、この発言を受け、若者がレコード店にBluesを買いに走ったと言う話を聞いて居ます。それで、話は戻りますが、NHKの番組でシカゴのブルースクラブでの、バディ・ガイとジュニア・ウェルズの、アグレッシッブな、シカゴ・ブルースの演奏を初めて観た、日本人が、感銘を受け、特に、関西方面の大阪から、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、ウイーピング・ハープ・セノウ&ヒズ・ローラーコースター等が出現し、その後、憂歌団、ブレイク・ダウン、サウス・トウ・サウス、ダウン・タウン・ブギウギバンド等の優れた日本人のミュージシャン達のブルース・バンドが出てくる事へと成りました。変わった処では、北海道から、スカイドック・ブルース・バンドとか(フェントン・ロビンソンのサムバディー・ロンミー・ア・ダイムを日本語に訳して演奏してました)
私は、当時、まだ、小学校高学年から中学生位でしたが、丁度、ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ、レッド・ツェッペリン、フォガット、ロリー・ギャラガー、ディープ・パープル。ZZトップ、クリーデンス・クリウォーター・リバイバル、シカゴ、ピンク・フロイド、イエス、クリーム、イ・プー、オルメ、タンジュリン・ドリーム、ジェスロ・タル、キング・クリムゾン(挙げてると切りがない(笑))等の、ロック・バンドに夢中になってましたが、高校生に成ってから、ギターを始めて、エリック・クラプトンのミュージック・ライフでのインタビュー・記事を読んで居たら、彼が、影響を受けた、ギタリスト達として、BB・キングやら、マジック・サム、フレディー・キング、オーティシュ・ラッシュ(此れも挙げてると切りが無いです)等から影響を受けて居る事を知り、矢張り、レコード店に走りました、始めに買ったのがBBキングの「ジャングル」と云うLPでしたっけ、しかし、そんなに、レコードを買う、余裕も無いので、当時、中村とうようの「Bluesの世界」と云う、ラジオ番組とか、Blues喫茶に入り浸り、とにかく、Bluesを聴きまくりました。そして、幾つものブルースバンドを作っては解散させ、まあ、、高校3年間はBlues一辺倒でした。大学に入ってからもバンド活動を続けてましたが、ギターは、jazzとBluesの融合を試み、挫折して(笑)ギターと同時にちょっとやって居た、Bluesharpをやる様に成りました。それから、障害を持つ事に成ってからは、バンド活動は出来なくなり、1980年代はjazz喫茶通いを始めました。1998年位まで今度はjazz一辺倒でした。始めはスイング、ビパップとかを聴いて居たのですが、世代的にズレるのですが、中上健次や白石かずこや唐十郎やら若松孝二、足立正生や相倉久人、等の個性的な芸術家とかインテリたちが1960年代後半から新宿文化の担い手として小説やら映画やらエッセイの作品でフリー・ジャズに言及して居る事を知り、フリー・ジャズにも、傾倒して行きました。その後、1998年頃から、又、Bluesharpを吹く様に成りました。
時代が結構、1970年代は、まだ、不安定でしたよね。海外ではべトナム戦争、パレスチナ問題、国内では、三島由紀夫の割腹事件、浅間山荘事件、シージャック、よど号ハイジャック、等、子供ながら、学校の帰りに、立ち喰い蕎麦を手繰りながら、「まだ、やってるのかよ、、」と浅間山荘の映像が蕎麦屋の14型のテレビに延々と映し出される映像を観て、ため息をついて居た事が思い出されます。後、映画は、洋画はフィルム・ノワール、アメリカン・ニューシネマ、マカロニウエスタン、邦画は黒沢 明、溝口健二、小安津二郎を始め、岡本喜八、坂本順治、若松孝二、市川 準等(此れも切りがない)を良く観てました、劇場で観たマカロニは「大西部無頼列伝」「荒野の無頼漢」は封切で観てます、あと、レオーネのドル三部作、「荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマン」は日暮里の三番館で後追いで中学の時、友人と観に行ってます。アニメも第一期アニメ・ブームでの手塚治虫のアニメラマ・三部作「千夜一夜物語、クレオパトラ、哀しみのべラドンナ、」の時は子供だったので、1970年代中場の、第二期アニメブーム、「宇宙戦艦ヤマト、」「銀河鉄道999、」その後の「ガンダム」、の洗礼を浴びた時に、矢張り後追いで、イメージ・フォーラムで「哀しみのべラドンナ」は観てますね、、それ以後、段々と、ハリウッド映画の「ランボー」、「ゴリラ」、辺りから、マッチョなスーパーマンが活躍する、1980年代以降のハリウッド主体の映画からアメリカ映画が嫌に成り、ロシア映画、やら、ヨーロッパ映画を良く観るように成りました。1980年代以降は香港ノワール、アニメでは、「うる星やつら」で知った、押井 守が好きに成り、ハイファイ・ビデオの登場により、(それ以前のU・マチックは存在は知って居ましたが、買えようはずもなく、)映画はレンタルビデオの普及も相まって、色々観ましたね、、押井 守の映画で初めて観た、アニメ映画は「天使のたまご」でした、その後、「ビューティフル・ドリーマー」を遅れて観てから、以後「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「イノセンス」等、実写では「紅い眼鏡」「アヴァロン」とか観捲り、そして、現在です。自分の歳を考えれば、アニメ?と云われそうですが、若い頃、マンガ家を志していた時期が有り、そんな事から、アニメ関係者の知り合いが出来て、本当は、そちらの業界に行こうかと思った時が有った物で、同い年の人から観れば、何だかと思われそうですが・・・・・
まあ、ざっと、Bluesブームを解説するつもりが、何だか、自分の話を書いて仕舞いまして、すみません、、
Freddie King - Same Old Blues
Albert Collins & Clarence "Gatemouth" Brown - Frosty
映画「傷だらけの用心棒」
ロベール・オッセン
今回はロベール・オッセン監督主演1968年製作の「傷だらけの用心棒(UNE CORDE, UN COLT)」を紹介します。
フランスのスター俳優ロベール・オッセンがフィルム・ノワールのティストを取り入れたマカロニ・ウエスタンだ。共演はフラン ソワ・トリュフォー監督「ピアニストを撃て」に出演した女優ミシェル・メルシエ「荒野の一つ星」でジュリアーノ・ジェンマと共演したセルジュ・マルカン「怒りの荒野」のベニート・ステファネッリ「皆殺しのジャンゴ」のリー・バートンが脇を固めて居る。
クリス・ヒュエルタ
また当時アイドル歌手だったスコット・ウォーカーが主題歌を歌って居る。
セルジオ・レオーネに捧げられた「傷だらけの用心棒」
本作に登場する”ワイルド・ウエスト・ホテル”のフロントの男を演じて居るのは、”マカロニ・ウエスタンの父”と称される巨匠セルジオ・レオーネである….。と言う”誠しやかな噂”がある。本作の監督・脚本・主演を務めたロペール・オッセンはレオーネの旧友であり、エンドクレジットには「この作品をセルジオ・レオーネに捧げる」とのメッセージが登場。そして何より、フロントの男の風貌がレオーネによく似ている事などから、未だに広く信じられて居る噂である。処が、日本でDVD化した際の調査によると、フロントの男を演じて居るのはレオーネではなく、ポルトガル人俳優クリス・ヒュエルタであるそうだ。それでは何故、この様な噂が流れたのだろうか。レオーネの生涯を綴った「セルジオ・レオーネ 西部劇神話を撃ったイタリアの悪童(著者:クリストファー・フレイリング 訳:鬼塚大輔 発行:フィルムアート社)」によれば、レオーネは実際にオッセンからオファーを受け、ホテルのフロントマンを一度は演じたと言う。しかし、レオーネは自分自身の演技力に失望し「あの映画に出て居る自分の姿を見て、もう二度とやるまいと心に誓ったよ。馬の方が私よりも演技が巧みだったからね」とコメントして居る。この事から、一度は撮影したものの、本人の希望を受けたオッセンが、レオーネによく似たヒュエルタを起用し、同じシーンを取り直した….と言う可能性が考えられる。またオッセンは撮影現場に訪れたレオーネに、本編36分30秒頃から約3分にわたる食事シーンの演出を依頼。後に「レオーネは素晴らしい場面に仕上げてくれた。彼は矢張り、最高の監督だ」と言う感謝の言葉を残して居る。
(マカロニウエスタン傑作映画DVDプロダクションノートより)
ミシェル・メルシエ
【ストリー】
嘗て愛した女マリア(ミシェル・メルシエ)に呼ばれて、無口で非情なガンマンのマヌエル(ロベール・オッセン)がやって来る。未亡人マリアの願いは、殺された夫の葬儀を執り行う事だった。夫の仇である牧場主の元へ用心棒として潜入したマヌエルは、牧場主の一人娘(セルジュ・マルカン)の誘拐に成功。可愛い娘を人質を取られた牧場主はマリアの要求通り、夫の葬式に参列する。血を流す事なく全てがうまく治まろうとしたその矢先、ならず者兄弟が人質の娘を奪い返そうとして、犠牲者が出る。早撃ちのガンマンとならず者たちの間で、血で血を洗う報復合戦が始まった。
セルジュ・マルカン
題名:UNE CORDE, UN COLT/CIMITERO SENZA CROCE
邦題:傷だらけの用心棒
監督:ロベール・オッセン
脚本:ダリオ・アルジェント、クロード・デザイリー
撮影:アンリ・ペルサン
音楽:アンドレ・オッセン
現像:テクニカラー
出演:ロベール・オッセン、ミシェル・メルシエ、リー・バートン、セルジュ・マルカン、ベニート・ステファネッリ、ミッシェル・ルモアン、グイド・ロロプリジーダ。ダニエル・バルガス、ピエール・コレット、アンヘル・アルバレス
1968年イタリア・フランス/ビスタサイズ・イーストマンカラー87分[日本劇場未公開]
CEMETERY WITHOUT CROSSES - GERMAN TRAILER
悲しみを誘うギターの旋律を醸し出して居る。じっくりとお聴き下さい。(The Rope and the Colt (1969)
Cemetery Without Crosses (1969)_「傷だらけの用心棒」 映画本編です。字幕はありませんが雰囲気で分かると思いますので。是非、観て見て下さいね。。。。
傷だらけの用心棒(UNE CORDE, UN COLT)