検討した結果、三菱東京UFJ銀行にすることに・・。
口座の開設方法としては、一般的に平日の窓口営業時間中（9～15時）に支店の窓口に赴くか、ATMコーナー等にある申し込み用紙を使い郵送で申し込む方法があります。
しかしちょうど他の用事などもあり営業時間に窓口に行く暇がない。郵送だと時間がかかる・・。のでどうしたものかと思っていたら、主要な支店に設置されている「テレビ窓口」なら、テレビ電話を使い平日夕方や土日でもその場で口座開設ができるとの事。
という事で、都心のある支店で「テレビ窓口」で口座開設申し込みをする事にしました。
さて、ATMコーナーの一角にあるテレビ窓口に入ることに。
内部の様子。
右側の蓋は、免許証やその他書類を読み込むスキャナ
書類の読み込みの他に、回収することも出来る多機能さ。
施錠できるドアがあり、「入室後はドアの鍵をかけてください」という案内が掲出してあります。
雰囲気としては広さも含めてネットカフェの2人用個室のような感じ。
ドアが施錠出来るとはいえ、上部が開いたパーティーションで区切られているだけで「完全な個室」ではありません。
ATMコーナーに流れている「振り込め詐欺にご注意を・・」のような放送もよく聞こえます。
入室してテーブル上の画面のタッチパネルを操作して新規口座開設を選択。
A4サイズの1枚の記載用紙が出て来て、印鑑などを押し住所・氏名などを書き、パネルを操作。
ここでセンターに接続され、正面の画面には対応する係員が現われます。
こちらの様子もカメラで見えているよう。
この先はテーブル上の画面に表示される内容を見つつ、口頭でやり取りをするわけですが、ここが問題。
係員の声はスピーカーから聞こえ、こちらも普通に話す声がマイクで拾われ会話出来ます。
話した内容を係員が聞いて打ち込み、それがテーブルの画面に表示され確認。
のような感じで手続きが進みます。
一見良さそうに見えるこのシステム。
しかし問題なのは、ここが完全な個室ではない。という事。
外の放送がよく聞こえるということは、外からでも係員や私の声も聞こえるでしょう。
手続き内容によると思いますが、今回の私の場合
携帯電話番号やそれ以上にプライバシーに関わるような情報まで口頭でやり取りする羽目になってしまいました。
外にいる人にこのやり取りは聞こえてるかも？と考えるといい気分はしません。
受話器でやりとりする必要がない。というハンズフリーさも、逆に言えば係員の声と自分の声。の両方が外に筒抜けになります。
ちなみに手続きには全体で40～50分ほどかかりました。
終わりの方で次に使いたい人なのかドアをガチャガチャやる人がいましたが、1台しかないので使用中だった場合、利用時間が長い分、並んで待つのはきつそうです。
また外で順番待ちの人がいたら、その人には全て丸聞こえでしょう。
また、
係員「左側の棚の○番に入っている規定集をお持ち帰りください」
きよ「何も入ってないですけど」
のような状態で、いたずらで全部持って行った人いるのか補充してないのか困った状態。
その上、記載用のボールペンもないなど、支店行員がちゃんと巡回して管理しているのかも怪しい状態です。
数年前だったか、ATMに取り付けた小さなチラシ入れにカメラを仕込み、タッチ画面を録画して暗証番号などを盗む。
という犯罪がありましたが、悪用しようという人は常に銀行側や我々一般利用者の思いつかないような方法を実行→実際に悪用され被害が出たり、たまたまバレたら対策を講じる。
というのが、世の常です。
このような事を考えると、このテレビ窓口。
外に重要な会話が筒抜けだったり、ブース内のメンテも怪しい状態。ととても安心して利用できません。
結論として、この「三菱東京UFJ銀行のテレビ窓口」は全くお勧めできません。
少々手間がかかっても従来どおり窓口等で手続きをするのが安心だと思います。
正直、今回申し込んだ口座は解約して、別の機会に窓口で作り直そうか・・。
（解約してすぐ新規だと変に詮索されそうなので他行にするべきか・・）
と少々不安を感じています。
今思えば一番最初にボールペンがないのに気がついた時点で辞めとくなり、係員と接続された時点で「やっぱ辞めます」とでも言って止めときゃよかったんですが・・・甘かった。
ついつい空気に飲み込まれてしまったというかなんというか・・・。
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三菱東京UFJ銀行テレビ窓口
http://www.bk.mufg.jp/tsukau/tv/index.html
利用できる手続きが載っているページ
http://www.bk.mufg.jp/oshirase/shouhin_btm/shousai/tv.html#tv_bank
08/11/3 22：59UP
