今回はPCゲームの話。
市街路線バス会社経営シミュレーションゲームの「City Bus Manager 」です。
今年2024年6月に正式リリースされたまだ新しいゲームです。
このゲームの特徴はなんといってもOpenStreetMapのデータを利用して世界の実在の好きな街を選びプレイすることが出来ること。
youtubeのプレイ動画をいくつか見てみましたが、面白そうなので私もやってみたいなと思います。
ところがSTEAMサイトに掲載されているシステム要件には
"グラフィック: Geforce 760 or similar"
となっており、私のメイン端末の"Let's note CF-NX3"はスペックとしてはCPUはcore i3の第4世代、メモリーは8GMに増設済みですが、グラフィックボードを持たないCPU内蔵の"Intel HD Graphics 4400 "なのでグラフィックの要件を満たしていません。
ちなみにCF-NX3でドラクエXベンチマークを試したら、「普通:やや重い 2447」「軽量:普通 3203」で軽い3Dゲームなら出来でした。
"citybus maneager"のプレイ動画では、3Dごりごりというわけでもなさそう。是非やりたかったので実際に買って試してみることにしました。
ダメなら新しいパソコンを買う覚悟で😅
ちなみにゲームは"FANATICAL"という販売サイトでSTEAM定価3400円のところ2598円ででていたのでこちらで買いました。
ゲームのキーをSTEAMクライアント上で適用してSTEAMでプレイ出来ました
起動時に表示されるメニュー画面の「設定>グラフィック」で「品質:中」FPSは設定できる中で最低の30FPSでプレイ可能でした。ただ後述するバスの塗装画面で重さを感じる他に、自動セーブ時にプチフリします。
最初にゲームモードやプレイしたい都市を選びます。"open street map"を利用しているので世界中好きな街でプレイ出来る触れ込みですが、田舎の街などでは店舗や施設が"open street map"に結構載っていないので集客面などで厳しいかも・・。
資金無限でプレイできるモードもありますが、懐かしのA列車で行こう3や4と違い、大和レベルの地方都市なら、無謀なことさえやらなければ通常モードで十分軌道に載せられると思います。ドイツ製のゲームだからか公共交通に対する補助金に手厚い上になぜか高額な懸賞金が当たるイベントも・・。他に細かい部分では通貨や距離の単位も選べます。
初回起動時はデータのダウンロードがあるので、待ち時間が長めです。2回目以降の起動時も起動時はネット接続があった方がよさそう。起動してしまえば途中でネット接続を切っても大丈夫でした。
今回私は資金は「通常」で場所は大和市でプレイ
私はお試しのつもりが本番になってしまいましたが、ゲーム自体は操作や挙動に癖がある部分や微妙なバグがある一方でマニュアルがないので操作に迷う部分も。最初はチュートリアル的にプレイして慣れるのも手かもです。
大和市(yamato,kanagawa)でスタートした時の初期マップ
北は相模大野駅や長津田駅が見切れる辺り、南は湘南台~六会日大前間辺り、東は鴨居駅ぐらいまで、西は海老名のビナウォークの映画館辺りまで。
東戸塚駅や戸塚駅、中山駅まで含まれるかなり広大なエリアですが、妙に北に寄っていますね。ゲームの進行に伴いエリアの拡大も可能なよう。
まず車両基地(営業所)の場所を決めます。
今回は鶴間駅近くの神奈中鶴間車庫の場所でスタート。ですがこの南に長いマップで鶴間を車庫にしたのはやっちまったかも・・😅
なおゲームの進行で第2車庫の建設も可能のようです。
その次に車両基地の建設
駐車場、洗車・給油・補修施設の他にサービスセンター、オフィス、休憩室、キッチン(給湯室的な)、トイレ、廊下(ロッカールーム)、倉庫の建設が必要です。
ロッカーは従業員1人について1個必要だったり、ゆくゆくどんどん拡張していく必要があるので要注意。
day38の時点でサービスセンターは8ブースあるにも関わらず90分待ちの大混雑状態。
「運転間隔が短いことへのクレーム」がありますが、翻訳ミスで「運転間隔を短くして欲しい」のような意味のようですね。
バスは新車もしくは中古車を購入。
ミニバス、ソロバス(通常の大型路線バス)、2階建てバス、連接バスが選べます。こちらもゲームの進行に伴い使える種類が増えてきます
新車については購入時に好きな塗装に出来るのがこのゲームの面白い点の一つ
(中古車は塗装工場を建設すれば可能)
屋根と車体の色は色コードで指定
外部画像(jpegやpng)を取り込んでペタッと貼れるので簡単にオリジナルデザインのバスが作れます。
(ディスクトップ上などに"citybus maneager"用のフォルダを作り、その中に使いたい画像を分かりやすいファイル名にして放りこんでいくのがお勧め。バーナー広告とか作っておくのも面白いかも)
こちらは"save the shark"号
steamのワークショップで他の人が作ってアップしているバスのデザインをダウンロードして使用することもできる。とのこですが、ダウンロードして適用する方法が分からずに。まだ出来ていません・・・(泣
ワークショップで検索してよさそうなのに「サブスクライムする」をポチっとしたのですが、利用できなくて・・。
ただデザインしたバスの姿を見れるのが車両基地ビューの時だけなのが少々残念かも・・。まぁ3Dゴリゴリだと私のパソコンで遊べないのでそれはそれで困りますが。
エアコンが標準装備でないのが、日本ほど夏が暑くないドイツのゲームらしいような。車内WiFiやUSB充電コンセントなどのオプションもあるのが今風ですね。
バスの購入だけでなく従業員を雇うのももちろん必要
バス運転手・整備士・研究員(オフィスワーカー)・清掃員・サービス従業員・改札員(ゲーム進行後)の職種があります。
現実世界の日本では募集してもこない、バス運転手不足が取りだたされていますが、このゲームの世界では随時採用可能。ただしスキルや希望給料次第
こちらは地図ビュー
ゲームとしては車両基地ビューと地図ビューを適宜切り替えてプレイするのが基本。
新規路線の設定の際に、ルート取りが素直にいかず、なぜか(現実にはバスが通れないような)変な脇道を遠回りが当たり前のようにあるので、そのあたりは手作業で修正です。
一方通行などは考慮されるものの、車が通れる道なら道幅は考慮されない様子
地図ビューの画面上をアイコンのバスが動き回ります。
時刻表画面。運転間隔を指定する他に手入力で任意の出発時刻を入力することも可能
今のところ53時間(day40)ほどプレイましたが、鉄道にしろバスにしろ、運用やダイヤが好きな私にはこのゲームはピッタり!?面白くてはまってしまい気がつけばヤバい時間になったり・・。適宜タイマーを設定するとか強い意志が必要そうです😅
最初動作確認ついでのお試しのつもりで始めたのですが、案外軌道に乗ってきてしまい・・プレイ日記を書いていけば楽しかったかもと思います。
<次回に続く>
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2024/11/16 1:52(JST)