バスの内装日記

本内容につきましてバス会社に問い合わせるのはご遠慮ください。特定車、社用車は取材の対象外とします。

京王バス 61411

2022-10-11 09:42:09 | 京王バス

京王バス セレガHD
61411 QRG-RU1ASCA
京王バスでは2014年よりワイドシートのセレガHDを導入開始し初期に3台(61410.411.412)導入され主に駒ヶ根や諏訪など長距離路線に使用されていましたが2018年に61812、813が導入され置き換えられてしまいましたがそのうちの61411.412は甲府を中心に使用されるようになりましたが61410は現在も永福町にいる可能性が高く稼働率は結構低いです。休車ではないのでたまに諏訪や駒ケ根に入ることもありますが甲府に入ることはあまりないようです。余談ですが方向幕はもちろん3色LEDで甲府や富士五湖だけでなくもちろん高山も名古屋も姫路も表示できるようになっています。ましてや高遠や深夜急行まで表示できるかもしれません。
車内
車内はこんな感じで広々としたワイドシートが設置され茶色と赤の暖色系モケットを使用されていてカーテンはグレー基調の京王特注かつ61406-412の専用のものです。また枕カバーは何種類かありこの日は最近増えているベージュ色のものが使用されていました壁や天井はメーカー標準のグレーのものが使用されていて手すりは丸系のものが採用され移動しやすいようになっています。窓は開閉可能なT字のものとなっていました。
座席はこのような感じで10列のためかなりシートが縦横共に広くさらに大きなフットレストとテーブルがついているのでかなり快適なものになっています。クッションは少し硬めになっていて長時間乗っても窮屈にならないような工夫がされていました。仕切り棒は通常のものよりも頑丈な作りになっていて相席でも十分快適そうです。コンセントももちろんありUSBではないので使いやすさも抜群です。リクライニングも程よく倒れるので乗り心地は新宿ー甲府の2時間強では全然窮屈にならず逆に未だ乗っていたいというほど快適でした。東京ー大阪までも余裕で行けそうです。
最前列は3点式シートベルトになっています。また設備としては足置きが省かれてしまっていますが眺望は抜群ですので快適性は十分保たれています。また2014年式のセレガではメーカー標準のモニターを採用していて発車すると動作するようになっています。運転席はグレー基調でした。
非常口付近はこのように可動式の座席がついています。また最後部座席はリクライニングしても後ろの利用客に配慮する必要がないのでなかなか予約が取れない座席になっています。
 
トイレは清潔に保たれています。

京王バス 51105

2022-09-01 10:57:00 | 京王バス


京王バス 51105
エアロエース LKG-MS96VP
2011年にはエアロエースが6台導入され51101-103は拡大トイレ仕様、104-106は普通のトイレ仕様で101-105が世田谷、106は南大沢に新車導入されました。しばらくすると104と105が永福に転属し101-103はそのまま世田谷に残ることになりました。そして西東京に104が移籍することにより51105が唯一の11年式LKG代エアロエースとなりました。現在も富士五湖や甲府など短距離路線を中心にシーズンには飯田まで行くこともあるいわゆる折戸セレガと同じような運用をしているみたいです。京王高速バスでは古い方ですがまだまだ活躍してくれそうです。
車内
車内はいわゆる4列リクライニングシートになっていますが京王バス独特なワイドシートが採用されています。座り心地は沈み込むようなどっしりとした感覚で3-4時間乗っても窮屈にはならずさらに補助席もなく通路が広々となっている点や通気性の良いビニール繊維性のものを使用しているようでかなり快適なものとなっています。


またフットレストやテーブルももちろんついているほかリクライニングも深く倒れるのでもしかしたら夜行便にも使用できるかもしれませんね。


エアコンと読書灯もついています。



トイレの前の席と最後部の席にはコンセント機器がついている他小さなテーブルもついています。ひとりだけシート設置路線向けの設備のようです。

非常口は後方に設置されています。




最前列は小さなテーブルのみがついていて足置きは省かれています。

運転席は車両にもよりますがこのバスは座席と同様のものが使用されています。
運賃箱はic対応しています!富士急バスではできないので京王はさすがですね!


ステップはハイデッカー仕様です。また横にパンフレットBOXがありますが甲府線にもかかわらず浜松線の時刻表が入っていたり、松本線では身延の観光案内パンフレットが入っていたりとなかなか興味深いのですが、、最近は何も入っていないことが多いです。

モニターもついていました!








トイレは少しせまいですが結構清潔に使用されています!



京王バス B11931

2022-08-26 11:14:19 | 京王バス

京王バス B11931

エルガミオ 2KG-LR290J4

今回紹介するのは京王バスでは珍しいEDSSつきのエルガミオです。エルガミオ自体も希少で合計10台もないかと思われます。ちなみに所属は府中で主に小平団地線など府中所管路線の中型向け路線にて活躍しています。たまに大型車使用路線にも入ることがありその際は小さいため混雑がかなり目立っています、、また一部ある前乗り路線に対応しやすくするため出口、入口のシールがサポ式になっているのが特徴です。運用は固定されていない為乗車難易度はやや高めですのでバスロケで狙ってみてはいかがですか?

車内

車内はこんな感じで京王特注の青系のものが採用されていて後部座席はラッシュ型ではなく通常のものになっています。これがまた珍しく中型でこの形の座席ですと府中と高尾と中野にあわせて4台しかなくそのうち3台は特定登録のため一般的に路線バスとして乗れるのはこのB11931しかないのです。座り心地は少し硬めですが相席でなければ十分快適そうです。最後部はソファー席となっていてエンジン音が聞けるのでマニアには人気な座席となっています。

基本は中乗りのため整理発行機機とICカードがついています。

前方には1人掛け座席のみが設置されています、

また車いす対応座席が2つあり運転士さんによると前に背もたれを倒し折りたたんで固定するようです。そしてなんと最前列の座席が1つ荷物ペースに変更されてしまいました、、運転席側の方は健在のようです!非常ブレーキも付近についていました。

 


京王バス 61808

2022-02-24 23:26:42 | 京王バス
 
京王バス 61808 2TG-RU1ASDA改 京王バスに1台しかないリフト付き貸切バスです。改良型リフトを設置しておりますが操作は難しく椅子を取り外しリフトをセッティングしてから昇降させるため出し入れすると30分はかかるので貸切での使用時のみ使用できます。ホームページにもリフト車の案内は書かれておらずこの車両を知っている人はごく僅かでしょう。一応LED方向幕がついており高速増発にも使用できますがドライバーさん曰く今回のような特段なことがない限りは貸切増発はリフトなしのLED付き貸し切り車 61707-61709、61711.61712を使用するとのことで今回は帰省ラッシュがひどく永福町の36,38,42人乗りの路線車を飯田、駒ヶ根、長野、諏訪岡谷などに回し身延、一部の甲府を増発の出にくい東名系統、名古屋に使用される世田谷の36,42人乗り車で代走した末車両が足りず松本線の新宿午前発松本午後発の2号車、はほぼすべて貸し切り車での運行でした。やむを得ない対応かもしれませんね、、
ちなみにこの61808は貸切専用塗装最後の車両でもあります。会社の方針で2019年から普通の京王塗装になってしまいました、、シートは健在です!








座席はベージュをベースにし風車、雑居ビル、マンションなどがカラフルにデザインされており端は赤いモケットです。京王の大型バスに塗装されている赤をイメージしたのでしょうか?クッションはスプリング仕様になっているほかテーブル「最前列は小さめ」、足置き「一部席にはなし」という設置がされています。最前列は眺望はいいですが足置きがないのが弱点です。またAB側については冷蔵庫、給湯器、収納スペースの3つの役割のあるボックスの前に小さなテーブルを付けたような感じです。CD側も眺望がよくお勧めです。またリフト付近の取り外せる座席は肘置きの形状が少し異なり補助席がないのが特徴的なほかリクライニングが少し浅くレバーが小さめ、コンセントがないなど少し設備に見劣りがありますがテーブルと足置きはついているみたいでまた当然ながらリフトのドア部分と後ろ横の窓開閉は不可です。カーテンは窓割に合わせて座席ごとに設置されていました。トイレは小さめですが清潔で快適です。

 

京王バス 51201-51202 プライムK   

2021-06-27 20:41:20 | 京王バス

京王バスでは2016年に貸切事業を開始しプライムシートだった車両を2台改造し

特別仕様車に仕立てまた普通仕様の車両は新車導入しました。

今回紹介する特別仕様車は従来の車両らしさを残しながら金色を加えることで

高級感を出し更に清潔感と洗練さがある少し豪華な車両というコンセプトを採用し

貸切車として走っていましたがそのうちに時々沼津や木曽福島に入るようになってきて

貸切運用から離脱してしまいそれからはもっぱら仙台と長野に入るようになり、

しばらくすると仙台の本務車となりました。

昔はかなり乗るのに手間と費用が掛かりましたがいまは簡単に仙台線で乗る事が出来ます。

車内はこんな感じですっきりとした雰囲気で木目調の床が特徴的で

1+2配列ということから豪華になっています。

座席は緑色と若草色を交互に配色し茶色のクッションと亜麻色の窓枠が特徴的な他

足置きやテーブル、座席の仕切りがついています。枕も上下に動く仕組みになっており

75MMも広い席幅とシートピッチですので長時間移動に向いている座席です。

プライムシート跡は独立しております。

最前列は足置きがなく少し窮屈です。

パウダールームは清潔で快適です。