今日からK-Labのサイエンスクラブがスタートしました。

今日の対象学生は理学部物理科学科1年生1名です。
磁性体研究の基礎をこの1年で学修します。
今日は放課後午後6時から8時まで行いました。
1年生のサイエンスクラブについて、
背景:
近年、磁気相転移によって起こる発熱効果や吸熱効果(磁気熱量効果)を積極的に利用して、
冷凍機に応用する研究が世界中で行われている。
Mn基強磁性体中には室温付近で磁気相転移を示す物質があり、
室温磁気冷凍物質として注目されている。また、物質の組成を調整することにより、
磁気相転移が低下し、広い温度範囲で制御できる磁気冷凍物質の可能性があり、
応用上からも興味が持たれている。
この磁気相転移によって起こる発熱効果や吸熱効果は、熱力学に学修するエントロピーの変化によるものである。
目的:
現代科学技術の基盤デバイスの一つである磁性体(磁性材料)の磁気相転移について調べる。
(1)物性実験の基礎となる実験装置や実験手法について理解する。
(2)強磁性体を合成し、この物質の初透磁率の温度変化を77K~320Kまで交流法で測定し、この物質の磁気相転移温度を明らかにする。
今日は予備実験として、
(1)強磁性が温度で消失することを確認しました。
(2)発信器とオシロスコープの使い方を研修しました。
具体的には、オシロスコープを使った発信器の周波数の検定。
2ms/DIVなどの意味を理解し、オシロスコープの波形から周波数の計算するなど
基本的作業を行いました。
学部1年生にいろいろな周波数を波をつくらせましたが、
学生の理解がとても早くびっくりしました。さすが鹿大生。
さらに、
検定した発信器を標準機と見なし、標準周波数の信号をオシロスコープの1チャンネル(x)
に入力し、加えて検定する発信器の信号をオシロスコープの2チャンネル(y)に入力し
リサージュ図形から2チャンネルにつながっている発信器の検定を行いました。
次回は実験装置を作り相互誘導起電力の実験をします。
サイエンスクラブの2年生2名は、それぞれの磁場や磁気に関するテーマで自主研究を開始しているようです。
今年も楽しくなりそうです。
K-Labは鹿児島大学で磁気物理学、強磁場物質科学を研究する学生を募集しています。
あっ、研究室の女子学生らは鹿大物理科学科女子会に参加しているようです。

今日の対象学生は理学部物理科学科1年生1名です。
磁性体研究の基礎をこの1年で学修します。
今日は放課後午後6時から8時まで行いました。
1年生のサイエンスクラブについて、
背景:
近年、磁気相転移によって起こる発熱効果や吸熱効果(磁気熱量効果)を積極的に利用して、
冷凍機に応用する研究が世界中で行われている。
Mn基強磁性体中には室温付近で磁気相転移を示す物質があり、
室温磁気冷凍物質として注目されている。また、物質の組成を調整することにより、
磁気相転移が低下し、広い温度範囲で制御できる磁気冷凍物質の可能性があり、
応用上からも興味が持たれている。
この磁気相転移によって起こる発熱効果や吸熱効果は、熱力学に学修するエントロピーの変化によるものである。
目的:
現代科学技術の基盤デバイスの一つである磁性体(磁性材料)の磁気相転移について調べる。
(1)物性実験の基礎となる実験装置や実験手法について理解する。
(2)強磁性体を合成し、この物質の初透磁率の温度変化を77K~320Kまで交流法で測定し、この物質の磁気相転移温度を明らかにする。
今日は予備実験として、
(1)強磁性が温度で消失することを確認しました。
(2)発信器とオシロスコープの使い方を研修しました。
具体的には、オシロスコープを使った発信器の周波数の検定。
2ms/DIVなどの意味を理解し、オシロスコープの波形から周波数の計算するなど
基本的作業を行いました。
学部1年生にいろいろな周波数を波をつくらせましたが、
学生の理解がとても早くびっくりしました。さすが鹿大生。
さらに、
検定した発信器を標準機と見なし、標準周波数の信号をオシロスコープの1チャンネル(x)
に入力し、加えて検定する発信器の信号をオシロスコープの2チャンネル(y)に入力し
リサージュ図形から2チャンネルにつながっている発信器の検定を行いました。
次回は実験装置を作り相互誘導起電力の実験をします。
サイエンスクラブの2年生2名は、それぞれの磁場や磁気に関するテーマで自主研究を開始しているようです。
今年も楽しくなりそうです。
K-Labは鹿児島大学で磁気物理学、強磁場物質科学を研究する学生を募集しています。
あっ、研究室の女子学生らは鹿大物理科学科女子会に参加しているようです。