金木犀の、人生大転換

60歳を目の前にして人生の転換期がやってきました。さてこれからどんなことが起こるのでしょうか?? 

登山にヒートテックがNGな理由♪

2024-02-29 08:15:02 | 山登り部


こんにちはーーー金木犀です!


大阪、まだまだ寒いです。

洗濯物が乾きにくくて。


でも、よくよく考えてみると、

全般的には、けっこう乾いていて、
乾きにくい衣類は一部、
ということに気づきました。

ーーーなんでやろ?


乾きにくい代表=大将(娘)のトップス。





15時まで干しても、かなり、しっとり。
このままじゃあ、着られません。


あ!そうか! とラベルを見てみました。




半分がレーヨンです。


レーヨンは木材パルプからできていて、
一度濡れると、乾きづらい素材です。

そっかあ!だから、このトップス、
乾きにくいんですね。


それから先、
いちいちラベルを見るようになって、

乾きにくい=レーヨンか綿が半分

乾く=ポリエステル主体

ということが、経験上わかりました。


もこもこのフリースパジャマも、




ポリエステル100%なので、
意外に、よく乾きます。


あ! ということは、そういうことか!


以前に登山にヒートテックはNGということを、
ブログに書いたことがありました。


そのことについては、
いろいろなサイトで書かれているのですが、


登山でヒートテックを着てはいけない理由

ヒートテックでOK?と聞かれた時に
https://yamahack.com/3081

登山用インナーにヒートテックを選んでも良い?
https://www.itmedia.co.jp/fav/articles/2311/17/news092.html


今回の実体験と結びつきました。


よし、ヒートテックを調べてみよう!


ユニクロの、いろいろな種類の
ヒートテック20枚ぐらいのラベルを
順々に見ていったら、
驚くべきことがわかりました。


ヒートテックと一言で言っても、
種類によって、また年代によって、
素材が全然違うんです!!


私が冬の間よく着ている、
タートルの極暖(ごくだん・エクストラウォーム)は、
綿とアクリルが半々。





綿は吸水性がいいけど、乾きにくい素材。

アクリルは保温性は高いけど、
吸水性・吸湿性に欠けるので、
汗を吸わず、
汗をかくと、びちゃびちゃになります。

綿&アクリルでは、いくら家で暖かくても、
汗をかく登山には適していません。


同じ極暖(ごくだん)でも、
クルーネックの極暖は、
レーヨン47%、アクリル32%
実際に干していても、乾きにくいですねえ。





春・秋に、よく着る、
ふつうのヒートテックの素材は、
びっくりするぐらい、
年代によって色々なんですが、

私が今着ているのは、
アクリル39%、レーヨン20%、
ポリエステル33%です。

保温性は高いけど、汗を吸いにくく、
薄い割に、若干乾きにくい感じです。


☆まとめると、ヒートテックは、

アクリル・レーヨンが主体で、
保温性には優れているけど、
汗を吸いにくかったり、
速乾性の少ないことがわかりました。


ヒートテックは、普段着に着るぶんには、
暖かくて、とてもいいけれど、

汗をかく運動や作業では、
汗が乾かないので、身体が冷えるんだ、
ということが、よくわかりました。


じゃあ、じゃあ、登山用下着は?


モンベル・ジオライン




上下とも、ぱっきり、
ポリエステル100%


下着ではありませんが、
冬の登山でよく着るモンベルのフリースも、
ポリエステル100%でした。






やっぱり、登山には、
登山用下着を着るのが安全ですね。


それにしても、
ユニクロさんが、常に研究を重ねて、
進化し続けてはる、ということも、
よ〜〜くわかりました。

さすがです。


いやあ、勉強になったなあ!



今日もお越しいただき、ありがとうございます♪


金木犀でした!