(題して『』んでん虫は蜂の巣に向かう』)
「ものを創る人に、ただのおだやかな人などいないという、統計
的事実にもとづく持論をもつわたし」
(『ミセス』2017年11月号、作家・川上弘美)
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作家・川上弘美さんは、娘が通っていた私立高校で教えていました。
長身で美人。木立に囲まれた学校横の坂道を上り下りする様は、「一幅の絵のようだ」という生徒もいたそうです。
先日、剪定に行った家のご夫婦は60代前半。その雰囲気から、定年後の生活を楽しんでおられる様子がよく分かりました。孫の話から最近食べておいしかった果物まで、問わず語りで…。話が途切れることはありませんでした。“おだやかで素敵な夫婦”という言葉がぴったりと言ったらいいかな。
ご主人は地元の大学を出て、東京・霞が関の某官庁に長く勤務していたそうですが、その役所の名を聞けば、それはシビアな仕事だったのではと想像する人は少なくないと思いますが、ご本人からは全くそんな雰囲気がなく、町役場などで、のんびり過ごしてきたと言った方が似合っている感じでした。
その奥さんも明るく話し好き。ピチピチしており、われわれの休憩時間には一緒にお茶を飲みながら雑談。その夫婦のおだやかさに、“大いなる価値”を感じた次第です。
ただ、カネを預かる役所に長くいたせいか、出された菓子のコストパフォーマンスは結構高いものでした。(※小生が仕事を終え、近くのスーパーに立ち寄ったら、数時間前に食した菓子が、レジ前の特売品コーナーにありました)以上。
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