ばるたん一家

ばるたん家族の出来事の記録です。

おねえちゃんの詩(つづき)

2006-06-25 14:37:09 | 日記

時よ

時よ
いま わたしが
一番知りたいと
思っていることは
与えられた
「長さ」では
ないのです。

いけませんか

正直なのはいけませんか
素直なことはいけませんか
すべてのものがあわただしくて
正しいことが強いことだと
だれも言えない世の中だから
心をひらいちゃいけませんか

信じることはいけませんか
やさしいことはいけませんか
人と人とが傷つけ合って
愛さえあれば生きてゆけると
だれも言えない世の中だから
恋などしてはいけませんか

お金がなければいけませんか
地位がなければいけませんか
みんながうとそつき合って
無理に笑顔をつくっても
秘密ばかりの世の中だから
明日を夢みちゃいけませんか

それはやっぱり朝がいい

遠い旅に出るのなら
陽のよみがえる時がいい
青い風吹く時がいい

さよならをした
すぐあとの
夜はあまりに長いから
愛してくれた人たちが
涙で夜をすごすのは
あまりにつらいことだから
別れに変わりはないけれど
ひとりで旅に出るのなら
それはやっぱり朝がいい

新聞

よろこびのニュースだけを集めて
新聞を作る会社があったら
ぜひ このわたしを
記者にしてください

あなたは心を

私のかじかんだ冷たい手を
大きな両手であたためてくれる人よ
あなたは自分の心が悲しみにかじかんだ時
いったい誰にあたためてもらうのですか

希望

あなたが幸福な時
わたしは静かに眠ります

あなたが悲しく つらい時
どうぞ わたしを呼んでください

どうぞわたしを思ってください

積み木

思い出は 積み木です

よろこびやかなしみの
それぞれの色をぬって
ひとつずつ重ねます

きょうはバラ色の
光る積み木ができました

悲しみだって同じです

思い切りずぶぬれになってしまったら
もう 雨を
恐れなくてもいいのです

思いきり
泥にまみれてしまったら
あとはどんなに汚れても
平気な顔でいられます

悲しみだって同じです
だから背負って歩けます
思いきり
涙流したそのあとは
前を見つめて歩けます

だれだって

だれだって
淋しさを
”さ び し さ”と
優しさを
”や さ し さ”と
全部ひらがなで書いたら
淋しさの四分の三は
優しさだっていうことに
きっと気がつくことでしょう

ボタン

まだ時間はあるさ

かけまちがえたと
気づいたら
もう一度
はじめからやりなおす
それも立派な勇気なんだよ

人生だって
おんなじことさ
あやまちに気づいたら
もう一度
やりなおせばいい
だれも笑うことなど
できはしないよ

心はね からだの中の
みずうみさ
小さな小さな
みずうみさ

こわさや悲しさ知った時
それは 冷たく凍りつく
かたくて重い かたまりさ

何かに怒りを燃やす時
水面は荒れて 白い波
大きく揺れて 波しぶき
優しい人に会えた日は
鏡のようにおだやかで
すべてが素直に映るのさ
心という名のみずうみは
きれいな青空 映すのさ

時は河

時は河
愛は舟
櫂はいのち

そして
その舟は
決して ひとりでは
こいでゆけない舟
浮かぶことのない舟

おこれ

足を
 おこれ!

この手を
 おこれ!

涙を
 おこれ!

わたしよ
 おこれ!

わたしを
 おこれ!

自分を変えられるのは
自分自身しか ないんだから

夢咲き峠

さあ 何色に
咲きますか
いくつの花を
染めますか

人として
生命の旅の
その途中

そうです
ここが
夢咲き峠

わかれみち

神様からもらった
たった一度の人生
右へ行くのもいいさ
左へ行くのもいいさ

どちらを選んだとしても
山あり 谷あり

運命という奴は
とてもいたずら好きだから
たやすくはないけれど
困難を乗り越えようと
懸命に燃えている
いのちの炎は
たとえ小さくても
美しい色をしているはずだよ

風邪薬

「心の風邪に
  よくきく薬
   ございます」

そんな広告を出した店を
もしも どこかで見かけたら
すぐに 私に知らせてください


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愛、スイミング開始

2006-06-25 14:33:45 | スイミング

愛が、先週からいよいよスイミングスクール開始です。いきなり泳ぎ回ってくれるかと思ったら、首をななめにかしげる得意の「いやいや」ポーズでなにもしません。がっかりです。1回目は、少し泣いていました。終わったあとは、パパやママにいばっています。

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ハワイ旅行の歴史

2006-06-17 14:20:37 | 旅行記

ふと、これまでのハワイ旅行をふりかえってみました。我が家とハワイは、やっぱり切っても切れない縁ですね。

一番初めは、パパが会社に入った年、研修の帰りに寄りました。1990年です。一晩でワイキキがいやになり、マウイに行きました。1900年創業のパイオニアインに泊まって、マリンスポーツを楽しみました。体験スキューバダイビングでは、英語の説明がわからず、鼻血がとまらなくなって死ぬ思いをしました。でも、きれいでした。亀も見ました。

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ママと結婚して、研修の帰りにユタで落ちあって、スキーをしてからマウイに行きました。オープンカーを借りて、天国のハナにも行きました。

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開が1歳のとき、またマウイです。帰りにワイキキにも1泊しましたが、シェラトンモアナサーフライダーの部屋が狭すぎました。

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開は、ビーチでもレストランでも、寝てばかりいました。とても静かでした。

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陸が0歳のとき、カウアイに行きました。バリハイをバックにご機嫌でした。

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花が0歳のときも、カウアイでした。

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愛が生まれて、マウイにまた帰ってきました。

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今年の夏も、楽しみです。


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愛、3歳

2006-06-14 13:55:00 | 出産・育児

愛が3歳になりました。「おまえがブタ」とか「バッカじゃない」とか口が悪いのが特徴です。

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写真館の写真

2006-06-10 16:08:34 | 写真館

昨年に撮った写真を、スキャナでよみとりました。

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愛、お誕生会

2006-06-08 16:11:00 | 出産・育児

愛が3歳のお誕生会を保育園でしてもらいました。

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陸の絵

2006-06-04 18:12:35 | 出産・育児

陸は、絵が上手です。

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おねえちゃんの詩

2006-06-03 07:11:55 | 日記

追悼コンサートを聞いて、あらためておねえちゃんの詩を読み返しています。もっと、生前に感想を言ってあげればよかったなあ。

こどもたちの名前をつけるときに、おねえちゃんの詩を意識していなかったけれど、気付いてみれば、詩の中でうたわれています。「ひらかれた(開)」「大地(陸)」「花」「愛」などです。

Aiiro

Nijiiro

Yumesaki

人を愛する資格はね

人を愛する資格はね
はやく走れることじゃない
じょうずに話せることじゃない
人を愛する資格はね
心でものを聞けること
心でものが見えること

愛を伝える資格はね
人を信じる資格はね
お金を持っていることじゃない
名前が売れていることじゃない
いつか別れがやってきて
さよならをしたそのあとも
生きて いけると誓うこと
なみだ流したそのあとで
生きて いけると誓うこと

北風の中にさえ
さざんかの花は咲きます
さあ涙をふいて
あなたが花におなりなさい
あなたの花を咲かせなさい
探しても探しても
あなたの望む花がないなら
自分がそれにおなりなさい

ともしび

「ありがとう」
そう言うたびに
目には見えない ともしびが
私のまわりに ふえてゆきます

虹色の時

命よ 燃えろ
心よ 光れ
いま この時を
虹色に
染めあげるまで

息をいっぱい吸いこんで
「愛」という字を書きました
墨をいっぱい含ませた
筆をにぎって書きました
すべての音が消えました
すべてのことを忘れました
ふるえて
ゆがんだ
ひと文字は
精一杯の
わたしです
いま在ることの
しるしです

胸ポケット

あなたはいつも
はるかな遠いあこがれを
心の中にしまっている
だから そっと近づいて
小さな胸のポケットに
耳を寄せると
七色のメロディーが
聞こえてくる

たまご

どんな喜びも
最初は たまご
だから 大事に
あたためて
この手の中で
育てます

どんな幸せも
最初は たまご
ひとりの手から
みんなに分けて
一緒に 仲良く
増やします

ほんの少しの
勇気があれば
どんなに小さな
手のひらだって
たまごは上手に
つかめます


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