円楽さんと伊集院さんのお話。
ネットでも話題になっていましたが、円楽さんが亡くなった後の、伊集院さんがTwitterに投稿した一文字が話題になりましたね。
僕も拝見してめちゃくちゃうなりました。
一文字という最小限に限られた中で、そこに意味を持たせたり感情の起伏やら何やら。
すべてそこに込められている。
補足として伊集院さんは、元々、円楽さんのお弟子さんで、伊集院さん自身は落語の世界で挫折したとおっしゃっていました。
それでも円楽さんは、「お前が俺の事を尊敬する念があるうちは師匠だと思ってくれて良いからな」というニュアンスの事を言ってくれた様です。
そんな伊集院さんが、師匠の死に対して、色々な言葉にできない想いを一文字にしたのです。
それが「。」
おぉ〜
思わずうなりました!
人生という物語の終わりを表す「。」
そして「。」はその後に文章をつなげても良いわけで。
円楽さんの人生の続き・想いをどうしていこうか?
という意味にも取れます。
また、○と考えると、円楽さんの円という意味にも取れます。
もしくは、人の人生はまわり続ける輪廻転生を表現しているのかも知れませんよね。
一文字だからこそ解釈がたくさんできて。
一文字だからこそ、そこに余白がある。
余白がそれぞれの物語を紡いでいくのだと思います。
自分の人生という物語を紡ぐ為の「、」や「。」
どの様に使うべきか?
僕たちは真剣に考え抜いて最期の時を迎えるべきだと考えさせられました。
円楽さん。お悔やみ申し上げます。