ふらっと風流記

自分の考えを深堀りしてみたり、意味のない事をあえて残してみたり。
自分の人生を生き続ける為の道しるべを綴ったり。

アントニオ猪木という限りないメッセージ②

2022-10-13 18:06:00 | 日記
元気ですか〜
元気があれば何でもできる

不可能を可能にし続けた漢の重いメッセージだ。
元気でありさえすれば何でもできるのだ。

彼のYouTubeでのメッセージ動画をみた。
亡くなる1週間前の姿は、かつてあれほどの強さと勇気や希望を与えてくれた漢と同一人物だと信じられないほどであった。

猪木
「いや〜なんか欲が湧かないんだよね。金も女も」
彼のかつての原動力は間違いなく欲であったはずだ。
それでなければ、僕の頭の中ではつじつまが合わない。
強欲だからこそ戦い続ける事ができて。
強欲だからこそ成功を手にしてきたんだと思う。

そういう人間に欲がなくなってしまったら。
僕はゾッとした。
それは、自分の生すらも達観した様に見えたからだ。

アントニオ猪木という限りないメッセージ①

2022-10-13 17:52:00 | 日記
30代後半から60歳くらいまでの日本人にとって彼は英雄だった。

当時はやらせだという偏見や疑いの対象でもあったプロレス。
そんな人たちに「プロレスラーってこんなに強いんだぜ!」っていう圧倒的なメッセージを発信し続けたのが彼だった。

異種格闘技において、打撃・関節・投げ技、全てを備えたプロレスという格闘技は人々を惹きつけた。

日本人でこんなに強い人がいるんだ!
って思わせてもらったし、彼のビンタには本当にご利益がある様に思えた。

「燃える闘魂」
戦う為の魂を燃やし尽くした侍は、昭和から平成の一時代を築いた。

「ストロングスタイル」
いつ何時、誰の挑戦でも受けるという彼の強さへの渇望こそが、強くなりたいという日本男児の究極の完成系に思われた。

そこには熱狂があり、ある種、宗教的な盲目さをはらんだカリスマだった。