ふらっと風流記

自分の考えを深堀りしてみたり、意味のない事をあえて残してみたり。
自分の人生を生き続ける為の道しるべを綴ったり。

あらゆる共同体は本質的に変わらない

2022-01-19 18:52:00 | 日記
人が複数人集まるという事は、自分自身の考えや判断を曇らせる。

AとB。2択の問題があるとして。
明らかに答えがAである場合。

答案用紙に向かって回答を記入すれば、皆がAを選ぶだろう。

しかし、例えば、5人の集団に挙手をお願いする。
自分以外の4人全員がBを選んだらどうだろう?

自分は果たしてそのままAを選んでいられるだろうか?

集団の中にいる場合には、
「自分はすでに何らかのバイアスがかかっている状態」
だと認識した方が良い。

何が言いたいかって。
つまり、本質的な危険性において、宗教も学校教育も会社も変わらんよって話。

その共同体においての権力者は、全てのイデオロギーの主張が、集団における個々人の考え方を画一化し、個人の考える力を無効化する危険性を孕んだものだという事をしっかりと肝に銘じるべきだ。

画一化は、個性をつぶすだけでなく、強い言葉を使えば、「洗脳」と言える。

僕が集団の中で、もしくは、集団に向かって何か意見を主張する時には。
そんな事に気をつけるし、自分と違う意見の尊重が何より大切だと思っている。

何より、同じ方向を向き過ぎている集団は「考える事を放棄している」
と僕には映る。

楽なんだけどね。
自分の地頭でしっかりと考えて。
自分の意見を堂々と主張できる人であろう。
自分の人生を生きるのは簡単ではないのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿