大谷選手が奇跡とも言うべき大復活と、MVP受賞をした。
打者としての記録もしっかりと残し、ホームランを量産した。
そこに取り入れたのが「データ解析」だ。
自分の動きを徹底的に解析して、ホームランを打つ確率を上げるためのスイングを追求していた。
投手としても同様だ。
課題とされていたコントロールも丁寧な一球一球データ解析を行い、改善していた。
この辺はデータから答えが得られる。
理論値・理想値があるものはそれにいかに近い動作を習得できるか?
が非常に大切になってくる。
これは、RPGゲームを攻略方法を知った状態で進めるのと、何も知らずに進める事くらい差が出る。
もしかしたら、早い段階でもっと強力な武器を手に入れて、圧倒的に楽をできたかも知れない。
それくらい能力に差が出る話。
今後、データの質も量もどんどん良質なものになるだろう。
あるいは、データに使われる時代がもう到来しているかも知れない。
Amazonのオススメは、膨大なビックデータから、選出されている為、気づかずにオススメ商品をひたすら見てしまうという人も多いだろう。
ともすれば、人間は考える事自体が非合理的になっているのかも知れない。
何も考えず、データ処理に身を任せるのは非常に楽でありがたいとも言える。
その辺のバランスが今後の10年20年でどうなっていくのか?
今、頭が良いと思われている人たちは、自分で考えるがゆえに競争に敗れていく時代が来るかもしれない。
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