オタクって聞くとイメージがあまり良くない。
でも、個人的にはそういう人の話こそ本当に面白いと思うのだ。
話していたらすぐに分かる。
薄っぺらではなく、圧倒的な専門性を持っていて、僕の知らない事を教えてくれる。
僕は常々、マジョリティ(多数派)とマイノリティ(少数派)を意識した方が良いと考えている。
自分が今、どちら側の考え方をしているのか?
そして、反対側の意見も考える。
オタクと呼ばれる人々は、間違いなくマイノリティ。
そして彼らは、ほぼほぼマジョリティの考え方を知ろうとせず、自らの世界にどっぷりと浸かる。
僕は、マイノリティの考え方をマジョリティ側の人たちに伝える能力が秀でている様に思う。
日本語どおしなんだけど、マジョリティ側の人たちが面白いと感じるであろう部分を切り取って伝える能力だ。
この能力がどうやって鍛えられたかは、また別の機会にしよう。
何が言いたいかというと、僕がブログに残していくのは、そういう人たち(マジョリティ側の人たち)の面白いと思う内容をまとめている作業だという事だ。
僕自身も間違いなくマイノリティ側の人間であるし、大衆に迎合する事はほとんどなく、自らの価値判断基準に照らし合わせて生きてきたという自負はある。
だからかどうか分からないが、僕はマイノリティ側の人間にこそ魅力を感じるし、そういう人たちがまわりに集まってくる。
人間としての厚みは、オタクになって初めて出てくるものなのかも知れない。
自分の人生が薄っぺらかったらつまらない。
「人が離れていくところに面白さがある」