石工房吉田 珈琲石臼体験所

珈琲用石臼製作 珈琲用石臼を使った珈琲の体験所 熊本県天草市下浦町

石材用工具がなくなる

2008-07-15 | 奮闘記
またまたフラックスチッパのタガネ(ビット)が折れてしまったので
馴染みの工具屋に注文しました。

フラックスチッパは元々鉄工所で使われている物らしいのですが
ついでに石を磨くのにエアー工具のポリッシャーと言う道具を使っているのですが
エアーコンプレッサーの流量(エアーを作り出す能力)が少ないので、規定の回転数まで達しない。非常につかい辛いので某H社が電動ポリッシャーを作っていたのを思い出し、値段と使い勝手を聞いてみました。
すると工具屋の営業マン曰く「あ、あれは多分去年か一昨年に生産中止になりました」「それと、面取り機(磨いた石の角を45度で磨く手持ちのモーターの付いた道具)も生産が終わりました」「研磨砥石も注文がまとまらないと生産しないらしいです」「他には大口径のブレード(石切断用の丸のこの刃、ちなにみ大口径とは70インチ以上)もあぶないらしいです」「全自動の磨き機械も会社を縮小してメンテナンスだけになったらしいです」・・・・・・・・

営業マンの話では自社加工の石屋さんが最盛期の10パーセント以下に減ってしまい、工具・消耗品がまったく売れなくなり、メーカーも売れない物は作らなくなってしまっているらしいです。

この国の石屋の将来を心配する立場にいるわけではありませんが、これから、石と言う素材の可能性を突き詰めて行こうとしている私としては、、、どうしていいのか、、、、。
そのうち、時代遅れと片付けられてしまうのでしょうか?。

本日の天草弁
【ふくろ、ば、ほじく】=袋を開ける
【あみど、ば、しぇく】=網戸を閉める
以上


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