goo blog サービス終了のお知らせ 

石工房吉田 珈琲石臼体験所

珈琲用石臼製作 珈琲用石臼を使った珈琲の体験所 熊本県天草市下浦町

憧れの「天草謹製」

2008-06-24 | 奮闘記
「天草謹製」とは天草の商工会議所が主催する、地域ブランドのこつです。
知らん人もおらすかもしれんバッテン、審査のどもこも「きびしか」認定ブランドです。
実は、去年の第2回認定会に我がコーヒー臼ば出品したとバッテンみごと、ちゃいけました。

その時の指摘事項がいくつかあったとですが、「コーヒーば趣味にしとらす人意外の、一般に受け入れらるるためには、値段ば下げたほうが良かとじゃなかろか?」(もちろん先生は天草弁じゃなか標準語で言わしたバッテンが)の指摘ば参考にして作っとった小型3号ば持ち込み、皆さんに意見ば言うてもらいました。

指摘で一番ショックじゃったとは「デザインがまったくダメ」・・・・・・・・
内心では自信ばもっとったとバッテン、たしかに石臼と言えば石臼の形以外の何者でもなか。飾り物としても、たしかに石臼を飾り物にしただけで「なんや、石臼やむね」と言われれば・・・・・その通り。
デザインの面白さは確かになかとは、自分でもうすうす感じとった部分はあったとですが、石臼としての飾りはこんくらいが限界と決め付けとった感じもあったとじゃんなあ・・・・。
素人(石屋じゃなか人の意味)はおとろしかです。

あと、持ち運びも出来るように「手がかり」(石屋の業界用語)をつけたらどうか?の意見もあり、「重か物だけん持ちにっかとは当たり前で、逆に、どがんして本体が動いてはってかん様にするか」と設置したら動かさんと決めてかかっとった
私の考えが一方的じゃった事に気が付きました(この辺は自分でも素直な性格が残っとると感心)。

言われてみれば、いっでんかっでんテーブルば占領しとる必要もなかし、使わん時にはどっかに片付けるかもしれんとです。
私もテラス付きの家ば建てろば、当然コーヒーばテラスで頂くときにゃ、こん石臼ばテラスのテーブルに持って行たて、そこで豆ば挽くもんにゃあ・・・・・・。
出来る限りコンパクト(鏡じゃなかよ)で、持ち運びしやすく、おしゃれが良かです。

きゅうの勉強会で感じたこつは、、、
「とにかく、いっぺん石臼の型から離れてみる事が必要のごたる」
「そこから新しい、デザイン(形)が生まれるとじゃなかろうか?」
です。

石臼職人である以上、最高の性能を追求したくなるとバッテンが、性能は性能として確保しながら、より新しい「あっとタマガル、かたちと機能ば目指さんばいけん」と考えを修正しましたとです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。