みなさん、こんにちは。更新がすっかり遅くなってしまい申し訳ありません。
気がつけば季節は夏真っ盛り。
今年も甲府盆地は暑いですが、動物たちも暑さをしのぎながら頑張ってくれています。
この3ヶ月の間にビーバーの赤ちゃんがうまれたり、
ワオキツネザルのお嫁さんがやってきたり、と嬉しいニュースがありました。
(現在、動物園ではこの2頭、ビーバーとワオキツネザルの名前を募集しています。
動物園内に応募用紙がありますので、ぜひ皆さんの考えた素敵な名前を応募してくださいね!締め切りは8月31日です。)
その一方で、7月13日にライオンのカエデが亡くなるという悲しい出来事もありました。
カエデはもうすぐ20才という高齢で、徐々に横になって寝ている時間が長くなり、最後は眠るように旅立っていきました。
この夏を越えられるか・・・と覚悟はしていたものの、やはりお別れは寂しく悲しいです。
これまで頑張ってくれたカエデちゃんに感謝しつつ、仲良しだったオスのレオン君が、この先も元気に過ごせるように努めていきたいです。
また、7月8日からは当園のケヅメリクガメのマメゾウ君が、忍野にある富士湧水の里水族館の特別展「今を生きる古代生物展」に出張にでかけています。
甲府生まれ甲府育ちのマメゾウ君、初めてのおでかけとなりました。
8月いっぱいは出張していますので、避暑をかねて水族館へおでかけするのもおすすめですよ。
そして8月1、5、7日の3日間、動物園では32回目となる、「サマースクール」が開催されました。
たくさんのご応募をいただき、その中から合計94名の小学生が一日飼育係さんとして動物たちのお世話をしてくれました。
普段はオリの外から見るだけの動物たちのお部屋に入って、寝室のお掃除をしたり、エサを切って用意したり、動物の体のお手入れをしたり、とても一生懸命に頑張ってくれました。
7日のスクールにはなんと、知る人ぞ知るご当地ヒーロー「甲州戦記サクライザー」の山本博士も参加してくれました。
子供達の誰よりもハイテンションな博士。
山本博士はサクライザースーツの開発者だけあって、本当はトラを倒すこともできるそうなのですが、
今回はこどもたちと一緒に飼育員のお話を熱心に聞いたり、
お掃除をしたり、ブラジルバクのハナちゃんにブラッシングをしたりしてくれました。
ハナちゃんもうっとり。
博士は6月にも当園に来てくれ、サクライザー新聞にライオンの紹介をしてくれていました。
そのとき撮影された動画に、元気だったときのカエデちゃんが写っていますので、ご紹介させていただきますね。
サマースクールといえば、私自身も20ウン年前に参加したOBの一人です。
当時はカバがいて、私はカバ班でした。
いつもは絶対に入れない獣舎の中に入れることがとても嬉しく、ドキドキしたことを思い出します。
参加してくれた小学生のお友達にとっても、楽しい思い出になってくれると嬉しく思います。
残りの夏も暑さに負けず、楽しい思い出を作ってくださいね!