
4日前に大阪の姉から荷物が届いて、マスクやら美味しい食べ物やらを色々といただいた中に、入っていたチラシ。

雨やら風やらで散ってしまい、メモリアルツリーの紅葉が1週間前と比べるとずいぶん少なくなってしまった。
私もその1週間ぐらい前にニュース記事で目にしていて「えっ!こんな忘れた頃にまた都構想とかやってんの!?」
と驚いた「大阪都構想」の話。5年前の5月にも記事に書いたけど、私はどっちかと言えばやっぱり今でも反対派。
サービスがどうのシステムがどうのと言われても、その善し悪しが将来にどう反映されるのかはさておき。
ただ「生まれ育った地名」が無くなるのがイヤ。年齢層が高くなるほどそんな風に思った人が多いんじゃなかろうか。
私が育ったのは「大阪市平野区」という、大阪市の中でも南東の端っこで。元々は「東住吉区」だったけど。
私が生まれた年に、隣の「東住吉区」から分かれて誕生した、大阪市の中でも比較的新しい区で。
物心ついた時からずっと「大阪市平野区」と住所を書き続けて、今でも実家宛ての郵便物や荷物にはそう書いて。
40年以上体に染み付いてるその地名が、いきなり「大阪都天王寺区平野町」とかに変わられたら「はあああー!?」って感じ。
反対の理由なんてそれだけ。そして実際に一昨日の投開票。「よぉわからんけど、反対」な人が多かったんじゃないの?
一昨日の夜のニュースで街頭インタビューしてたけどさ、オバチャンの「そっとしといて」って意見が一番よくわかる。
北海道に住んで7年目。道内でも合併で消えた町村名の多い事がいまだにもったいないと思ってしまうのよな。
馬好きな私からすれば「静内」「三石」「早来」「追分」「門別」ってこの町名が使われなくなったってのが残念で。
何もかも一緒くたに「新ひだか町」「安平町」「日高町」でまとめられると、いや、それのどの辺やねん?と思ってしまう。
「安平町早来地区」とかいう表現をされればまだわかるけど。競馬新聞とかでは産地名の表示をそこまで細かく書かんもんね。
わが愛しのスペシャルウィークだって、活躍時は「門別産」って表示されてたけどさ。今なら「日高産」で。ちょっと違うよな。
話がだいぶそれたけど、私みたいな地図っ子は「地名」に思い入れがあるので、地名がなくなる事は悲しくて寂しくて。
「いや、特別区になるとこーんなにいい事があるんだよ!」となんぼ説得されても、反対に票を投じると思う。
という民意が表れた結果だったんでしょうか。
大阪都構想。たぶんまた5年後ぐらいに住民投票するんかな。それでまた否決されるんかな。
何回も繰り返してれば、地名にこだわりも無くて改革に乗り気な世代が中心になって、可決される日が来るかもね。
しっかし、この大阪都構想。大阪と全く関係の無い人たちからすれば「どおおーでもいい!」んやろな(^^;)
全国ニュースで必死こいて取り上げるほどの事なのか。そんな事を思った一昨日の夜でした。
「今日のP爺」のコーナー。

雨やら風やらで散ってしまい、メモリアルツリーの紅葉が1週間前と比べるとずいぶん少なくなってしまった。
「この紅葉が全部なくなった時にワシも…」なんて事にはならんやろうな、P爺よ。来年もまた紅葉を見ようぜ。