「ぴーじいに いまさらだけど あやまりたい」
「別れの儀式」というドキッとするタイトルで、号泣モノの回だったらどうしよう…とハラハラしていたけど。
あー、これはアカンやつよー。わが家もこれに関しては最初から「行きも帰りもさりげなく」を徹底してきたよー。
出ようとしてクレートの扉の網にガスガス頭突き(鼻突き?)をしたらしく、鼻っ柱がズル剥けになってたのよな(-_-;
今更遅いけど。P爺が来た当初、全然優しくないし、怒ったり泣いたり騒がしいオバサンだった事、ゴメンなP爺。
P爺が旅立って2年半。いまだに写真を見て思い出しては、亭主ドノとあれこれ懐かしむ事がよくある。
そのたびに、もっと優しくしてあげたらよかったとか、怒ってばかりで悪かったなとか、後悔する事も多々。
今週(一昨日)の「ドッグシグナル」を見ていたら、ますますそんな事を思って。
「別れの儀式」というドキッとするタイトルで、号泣モノの回だったらどうしよう…とハラハラしていたけど。
分離不安の話で。飼い主が出かける前に、留守番させる犬にメソメソ声を掛け続ける事を「別れの儀式」と。
あー、これはアカンやつよー。わが家もこれに関しては最初から「行きも帰りもさりげなく」を徹底してきたよー。
今回のワンコは、飼い主の離婚で家庭環境も住まいも変わり、5歳で初めて留守番を経験するという内容。
…このコはまだ飼い主が同じでよかったけどさ。P爺は住む土地も、家も、家族も、何もかも一変したのよな。
ほぼ毎年お正月の帰省時に、亭主ドノの実家でP爺と顔合わせして、一緒に遊んだり寝たりしてはいたけど。
自分の家族が誰もいないうえ、数えるほどしか会った事のないオジサンとオバサンがいきなり家族って言われても。
いきなり雪の北海道、いきなり見知らぬ先住犬が2頭、自分のニオイも何もないのに、ハイここが家だよ〜って。
なんじゃそりゃー!って思ったやろな。パニックで不安で心細くて、何が何やらものすごく混乱したやろな。
丹羽さんに言わせりゃ「犬が不安になるのは当然だ」な状況。でも当時の私にはただただ煩わしかった。
自分の家族を、自分のニオイを、自分の居場所を探し回ってたんかな。それを私はただ「うるさい」と一蹴するだけで。
私もノイローゼ寸前だったけど、P爺はもっと苦しかったのよな。そんな事に今更気づかされるなんて(>_<)
ウロウロするのが良くないかと思って、クレートに入れたけど。ずっとフリーで過ごしてきて、入った事もなかったから。
出ようとしてクレートの扉の網にガスガス頭突き(鼻突き?)をしたらしく、鼻っ柱がズル剥けになってたのよな(-_-;
毎日イヤやったんかな。自分の家に帰りたかったんかな。人間たちを恨んでたんかな。
不安でしょうがないP爺に、何もわかってあげれんで、何もしてあげれんかったな。ゴメンよ(>人<)
亭主ドノは家におらんから、私の置かれた状況なんてわかってくれんかったし。丹羽さんが近くにいてくれたら…(´д⊂)
まあ最終的には3頭と2人の「家族みんな」で、道内あちこち旅もしたし、BBQもしたし。家族になれた…と思いたい。
今更遅いけど。P爺が来た当初、全然優しくないし、怒ったり泣いたり騒がしいオバサンだった事、ゴメンなP爺。
謝っても自己満足でしかないけど、謝らずにはいられない。今回の「ドッグシグナル」を見て痛感したのでした。