北海道暮らし、はじめました。(旧:東京Diary)

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ディープインパクトよ安らかに

2019-07-31 | 競馬



「ディープインパクト安楽死」という、昨日のお昼に飛び込んできた衝撃的なニュース。

体調が悪くて今年の種付けをやめている、という情報は耳にしていたのですが。その最期がまさか安楽死とは…。

まだ17歳。いや、いつの間にかもう17歳になってたのか。でも最近の種牡馬は20歳でも現役な事を考えると早いよな。

普段、競走馬の話題なんて、フジテレビ系列かNHKしか取り上げないのに、昨夜は民放各局が取り上げていて。

競馬を知らない人、興味のない人でも、ディープインパクトの事は知ってるのね。と、その影響力に感服でした。

私は、現役時代のディープをナマで見た事はなく、引退してからの姿しか知らなくて。

「飛ぶような走り」というのを一度でも目の前で見てみたかったなぁ、と心残りではあります。

ただ。皐月賞を勝っただけの馬が、ダービーデイの東京競馬場で馬像を飾られる、というのがなんとも不気味で。

関係者による「作られた人気」を感じてしまい、強くてカッコいいのはわかっていても、あまり好きになれない馬でした。

ドラマ性でいえば、わが愛しのスペシャルウィークの方がよっぽどドラマティックで記憶に残る名馬だと思うぞ。

日高門別の牧場で生まれてすぐに母馬が死に、乳母馬と人間に育てられた事とか、大敗の後の天皇賞・秋での勝利とか。

なんてったって、ユタカさんをダービージョッキーにしたんだぜ。三冠ジョッキーにはできんかったけどさ。

アンチ社台ってわけではないけど、名門ノーザンファームで生まれ育ったディープは、なんか恵まれた感があったのよな。

わが愛しのスペシャルウィークの息子インティライミや、ブエナビスタの兄アドマイヤジャパンなど。

私の好きな馬たちが、ディープがいなければG1馬になれたのに…というヤッカミも少しあります。

まぁディープはその「作られた人気」を裏切る事なく、無敗の三冠馬になり、その後の活躍は知ってのとおり。

でもすごいのは、本人(本馬?)だけじゃなくて産駒も強いってトコよな。しかも初年度だけじゃなく、何年もずっと。

G1のたびに「またディープ(産駒)か〜」と何度言った事か。ダービーは去年も今年も荒れたけどディープやったもんね。

いつもこういう時って「弔い合戦」のごとく、産駒が勝つのよな。今週末の競馬はディープ産駒だけ買えばいいかも。

しばらくは社台SSも人の出入りが多いかも知れないので、もしお墓参りができるなら、落ち着いた頃に行こうかな。

平成が終わった年にディープが旅立ったのも、なんだか時代の終わりを感じてしまいます。どうか安らかに。


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