北海道暮らし、はじめました。(旧:東京Diary)

サラブレッドと美味しいモノが集まる北海道が大好きなあまりに、
移住してしまった大阪人の送る北海道生活です。

遊びに来た母?

2010-03-22 | 家族
彼岸入りした18日(木)の夜から、不思議な事が続きました。

明け方の4時過ぎに急にパッチリと目覚め、すぐ眠りにつこうとしたものの、なかなか寝つく事ができず

しばらくゴロゴロしても眠れなかったので、「水でも飲んで落ち着こう」と思って起き上がった時刻。

半年前に母が亡くなった時刻でした

普段は一度寝てしまうと、朝に目覚ましが鳴るまで起きる事なんてない私なのですが。

目覚めた時刻がよりによって…と。寝床に戻ってからも半年前の事を思い出して、ぽろぽろ泣いていました

結局いつもの起床時刻まで眠る事ができず。眠いよぉ。だるいよぉ。と一日を過ごしました

かなり疲れていたので、19日(金)の夜は少し早めに寝床に入ったのですが

今度は夜中の2時半に目が覚めてしまい。新聞や本を読んで頭を疲れさせて眠気を誘おうとしたのですが

結局なかなか眠気は来ず。外が薄明るくなったので時計を見ると、前日と同じで母が亡くなった時刻

また思い出して悲しくて泣きながら、ふと「もしかしてお母さんが遊びに来てるんやろか?」と思い。

母の写真に手を合わせながら、「お母さん。お彼岸やからっておはぎお呼ばれに来たん?ちょっと待ってやぁ

と、もち米と小豆を洗って水に浸け、おはぎ作りの準備をして。20日(土)は朝からおはぎを作りました

昔から私の家では、春も秋も彼岸の時には必ず、母がたくさんのおはぎを作ってくれて。

普段は目にしない、鍋いっぱいに炊かれたたっぷりの小豆 おはぎ作りのお手伝いは大好きでした

嫁に出てからも、東京に来てからも。母は毎年私の分まで、おはぎをおすそ分けしてくれたものです

「今までずっと食べさせてあげたんやから。これからは毎年あんたに食べさせてもらわんと。」

とでも伝えに来たかったんかな?お母さん。ごめんね、お待たせして。

そういえば秋に作って大阪に持っていった時には、もう食べてもらうどころか見てもらう事もできへんかったもんね。

あの時から私にとっては、大好きなおはぎが悲しい思い出になってしまってたんやけど。

悲しい思い出にさせへんために、これからもちゃんと作れるように、お母さんが遊びに来てくれたんかも知れへんね。

おはぎを母にお供えしたその日の夜から。夜中に目覚める事もなく、よく眠れるようになりました

土日で父や姉たちと子供たちが、大阪からお墓参りに向かったので。母は急いでお墓に戻ったのかも知れません

今回はお墓参りには行けんかったけど。時間ができたら今度は私から、鳥取まで遊びに行くからね

秋の彼岸の真っ最中に母が亡くなった日から、早いもので今日でちょうど半年が経ちます。

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