先日の亭主ドノのインフル記事で書いたとおり、わが家の次男坊黒プーAが、1月10日(金)に下痢と嘔吐を繰り返していました。
とりあえずビオフェルミンを飲ませるために、その晩は「いなばちゅ〜る」の総合栄養食だけを与えて様子見。
インフルの亭主ドノは寝室、私は別室の「隔離部屋」(←なんでやねん)で寝ていて、黒プーAも他の2頭と隔離するため私と就寝。
が、お腹が気持ち悪いのか夜中に何度も起きてはウロウロ。かと言って吐くのは血の混じった胃液だけ。痛々しい(T_T)
翌日の土曜日。ウンコは全く出なかったものの、朝も夕方もわりと元気に散歩をしていた黒プーA。出し切って治ったかな?
と思い、土曜日は朝夕「いなばちゅ〜る」総合栄養食ビオフェルミントッピングを与えるのみ。ゲリもゲボもなく平和な一日でした。
日曜日。朝の散歩で粘液状のゆるっとしたウンコが少しだけ出てきて。少し食べさせればウンコも固まるかな…と思い。
P爺用に買っていた80gのウェットフードを、朝夕40gずつ与えてみると、もちろん喜んでガツガツ食べていました。
が。治ったと思って安心していたのに、ゲリ&ゲボが再発。しかも今度は下痢の方がひどくなり、2時間毎にぶっぱなし。
さすがに私も亭主ドノも疲れて、「もうオムツに出してくれ…」と、普段付けた事のないオムツを黒プーAに装着して就寝。
夜中の1時半。黒プーAがオロオロ動き始め、そちこちに敷き詰めていたペットシーツの上でプリプリっと。
もちろんウンコはオムツの中。プラス、お尻にもベッタリ。ああ…。毛に張り付いたウンコの処理を考えるとオムツもイマイチやな。
でも、オムツに入ったウンコは血が混じっていたので、病院に持って行って診てもらうのにはちょうどよく。結果オーライ。
それでようやくスッキリしたらしく、黒プーAも私も朝までグッスリ眠る事ができました。
そして昨日、月曜日は成人の日で祝日。が、今お世話になっている動物病院は年中無休なので非常に大助かり。
3年ほど前にシュナMもゲリ&ゲボがひどい時があって、その時は「らせん菌」が原因と言われたので、今回もそうかなーと。
常在菌やけど環境の変化やストレスで急増して悪玉菌になるらしいから、たぶん黒プーAもそれやで、と亭主ドノと話し合い。
インフル明けの亭主ドノは家で静養してもらって、私は黒プーAを連れて病院へ。血混じりのゲボとウンコも忘れずに持参。
ドクターに時系列で症状を説明し、「らせん菌ですかねぇ?」と聞きながら、ゲボシーツとウンコオムツを渡して検査をお願い。
体温は平熱。体重は300gほど減。もう出しまくって胃の中ほとんどカラッポやもんねぇ…痛々しい(T_T)
そして検査の結果。「今回はらせん菌じゃなくて、ガホウキンがウジャウジャしています。」ん?ガホーキンですと?
「芽胞菌」というこれも常在菌で、ストレスとかで免疫力や抵抗力が落ちてる時に急増して悪さを働くとの事でした。
加えて、今までに食べた事のない物を急に食べさせると、腸がビックリして下痢だの嘔吐だのの症状が出るのだそう。
今回の場合、日曜日に与えたP爺用のウェットフードが引き金になったらしい。良かれと思ってやった事が裏目だったのね(´д⊂)
しかもこの芽胞菌、ビオフェルミンなんて全く歯が立たない面倒な菌らしい。やる事なす事全てが空振りだったのね(´д⊂)
という事で注射を3本も打たれ。下痢止め、嘔吐止め、抗炎症薬、腸の粘膜を強くする薬、と4種もの薬を出されました。
薬をできるだけ細かくはしてみるものの、こんだけ量があると、フードに入れてもすぐに見つかってよけられるんじゃないのか…。
そんな時は「いなばちゅ〜る」で隠す。何かと便利な「いなばちゅ〜る」はわが家では欠かせない存在。
昨日の晩から、いつものフードを半量だけふやかして与えてるんだけど、今日は朝夕の散歩でも全くウンコが出ず。
下痢止めが効いてるんだろうけど、正常な便が出てくるまではなかなか安心できないのがツラいところです。
それにしても、シュナMのらせん菌騒動は大体3歳半の時。今の黒プーAも大体3歳半。…3歳半は腸トラブルが起こりやすいのか?
なーんにも考えてなさそうやのに、環境の変化にはこんなにも敏感なんよな。犬も人間と変わらんって事やね。
この数日で心身ともにすっかり弱ってしまった黒プーA。いつも以上に私から離れなくなってしまっています。
体調を崩してからずっと、伏せるか丸まって寝る姿しか見てないので。早く元気の証「ヘソ天」ができるようになるといいね。