「劇団ここから」通信

兵庫県加古川市「劇団ここから」の活動ブログです。

勝手に観劇感想など(翼)

2011年07月10日 | 観劇感想

お久しぶりです

劇団ここからのスーパーサブこと翼です

さて、本日稽古をのぞきに行った際、よっこさんが

「私しか更新していない」と言われていましたので

勝手ですが、新しいカテゴリーを作って更新いたします

 

このカテゴリは、団員の方が他の劇団の芝居を見た際に

感想などを書いていただければと思っています

 

では、小生から参らせていただきます

6/24 劇団海里「遺産ですよ」

劇団海里ホームページ:http://www22.atpages.jp/gekidankairi/

 

神戸の劇団海里さんは、ここからの団員が客演に行ったり、

今年の小劇場では、劇団海里の宮本さんに照明を担当していただいたりと、繋がりの深い劇団です。

今回の公演内容は「遺産相続」という重い内容
とある建設会社社長が行方不明となり、捜査が打ち切られ、葬式のシーンから始まります。
集まったのは社長の子供たちと、社長愛人とその連れ子。
遺言書の内容を巡って、さあどうなる?

ドロドロ展開?と思いきや、遺産相続という事態の中で、登場人物たちは自分の思い、故人への思いへと向き合っていきます。

いつもはドタバタハイテンションものが多い劇団海里ですが、今回は「締めるところはきっちり締める」劇団海里ここにあり、という内容でした。


7/2 劇団ヴァダー 「ハニー・ファンタジー」

劇団ヴァダーホームページ:http://homepage2.nifty.com/vada/


先週の海里さんの芝居に挟まれていたフライヤー(チラシ)を見て、気になったので行って見ました
劇団ヴァダーさんは1996年創立の、今年15周年の劇団だそうです、ちなみに名前の「ヴァダー」はロシア語の「水」のことだそうです

舞台は、魔法使いが当たり前にいる世界、主人公のハニーは、魔法の使えなくなった魔法使いが通う「魔法リハビリ学校」の生徒。
ある日学校の地下に封じられている「魔物」を見てみようと仲間と共に地下へ向かうのですが・・・・

ファンタジーと銘打っているだけあって、お客さんは子供からお年寄りまで幅広いお客さんを集めていました。

ストーリーも「それぞれの抱えている悩み」「仲間との絆」「魔物の正体」とファンタジーの王道の中に現実にも通じるメッセージを上手く織り込み、大人でもしっくり来る内容でした。
また個性的な役者さんの素晴らしい演技とダンス、KAVCホールの能力をフル活用した見事な演出に引き込まれ、とても楽しい2時間でした。


7/3劇団G/ende KUSANAGI

劇団g/ende、夢とロマンの活動日誌:http://yaplog.jp/g-ende/

g/ende twitter:@g_ende666


こちらもフライヤーで見て観劇
旗揚げ公演の、初回と言うことで初物づくしだなとわくわくしながら観に行きました。

舞台は昔の日本をモチーフにした世界、強大な呪われし刀「草薙」を巡る和風ファンタジーアクションです。

とにかく「勢い」に押されました。
ストーリー自体はライトノベル的な内容で、「こういうの好きだったな」と思いつつ演技空間全体を使った殺陣や、台詞回しの見事さに感心し、

登場人物のキャラクターや演出に「若さ」を感じました。
でも、若さを感じてるってことは、年を取ったなと言うことですね。(笑)
この劇団が、そして役者さん、スタッフがここを起点に成長していきますように。


最後になりましたが、10/16 13:00より加古川市民会館にて

劇団ここから 第26回公演「蠅取り紙~山田家の5人兄妹」を是非ご期待下さい

当日市民会館で待っています

 

 


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