「劇団ここから」通信

兵庫県加古川市「劇団ここから」の活動ブログです。

台本を読んでいると 1 (サイトウツカサ)

2011年12月30日 | 稽古場日記
次の稽古まで約1週間ある。
この稽古準備期間に、演出としてどれだけのパフォーマンスができるだろうと色々考えてます。
もちろん、役者の皆様もそう考えていると思うので、次の稽古からはたたかいになるはず。
今日も、台本を読んでふと思ったことを役者の方にメールでコミュニケーションとったりして、
水面下で話が膨らませたりしました。
それが稽古でのサプライズとなってくれれば面白いかな。
「いつも新鮮な稽古で」を求めるので、決め事があってないようなものと言っていいかもしれない。
それよりも、セリフを聞いて、その時、どう感じたかで変わる芝居が観たいですよね。

話は変わりますが、よく「テンポが悪い」って稽古で言ったりしますよね。
芝居のテンポってそもそもなんだろう・・・?
よくこの解決策として、はやくセリフを回したりするのが多いと思うんですけど、
これって何の解決にもならないと思うんですよね・・・。

では、どういうテンポが良いとされるのでしょうか?
次の稽古に、役者の方へ答えを伺うことにします。
色んな考え方があって良いですよね。

「ああ!なるほど」って

思えたなら、それが答えでいいと思います。

本日、台本を読んでいて、ふと思ったのがこの「芝居のテンポ」です。

またふと思いましたら、その時ここで書かせていただきます。



稽古日記2 希望の星 (サイトウツカサ) 

2011年12月28日 | 稽古場日記
本日はこの前の稽古の続きの話をさせていただきます。

今、劇団の悩みで一番大きいのは何があるだろうと・・・
それぞれ運営するためには、いろんな悩みがあるとは思われますが、
一番大きいといえば、劇団員の数ではないでしょうか?

やっぱり、劇団員が多いと活気も出てくるし、何よりライバル心が芽生えまして
色々な相乗効果が生まれると思います。

特に演劇人口は圧倒的に女性が多くて、特に働き盛りの男性の数は仕事の影響で少ないのが現状のように思われます。

劇団ここからは、立ち上げ当時、「子育て主婦が主体となって活動された劇団」ではありますが、
今では幅広い方々が劇団員として活動されています。今でも主婦主体と言っても過言ではございませんが、
男性陣も加わり、色々な演劇レパートリーができるようになっていると思います。

そして、今日ご紹介するのは、期待の新星!!




右側の方は今年の本公演も出演した大北達也さん。
礼儀正しく、平成生まれだが、どこか昭和の匂いを感じさせる好青年。
ストレートな表現が好評で、甘いマスク。
これから女性ファンも増えることでしょう!!

そして、左側の方は西村翔さん。
こちらも礼儀正しく、いつも気持ちの良い返事をしてくれる。
表現に情熱あり。このハートの熱い持ち主は無限の可能性を秘めている。
きっと愛される役者になること間違いなし!!



左側の方が根本愛さん。
実は劇団ここからには、中学生時代に研究生として入られていたとか・・・
印象は控えめなお嬢さんなのですが、話すと結構面白い!!
繊細な表現がとっても可愛いい女性です。

そして最後に右側の方が・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!

劇団ここからの演出家、戸野本先生です。
難しいお顔で読まれてて、演出サイトウツカサはプレッシャー受けてます(笑)

3名の新星。

なんだか、劇団ここからは新しいステージに入っていきそうな気がします。
外部の僕が見ても、羨ましい(笑)

その彼らが、来年の春の公演であばれてくれます!!

彼らの存在は、決して自分たちのためだけにあるのではありません。
彼らの存在は、まさしくみんなの希望であるのです。

芸の道は茨道。
道は険しく果てしないものだけど、
雲外蒼天。
綺麗な空を見られるように。




来年春の小劇場公演の稽古始動!! (サイトウツカサ)

2011年12月26日 | 観劇感想
いよいよ始まりました!待ちに待った初稽古。
やっぱり、自分一人で読むよりも、台本はみんなで声を出して読んだ方が迫力があって良いですね!

演出をする前から面白いキャラクターを披露してくれたりで、とっても楽しかったです!!

しかし・・・
下の写真は・・・・・





読み合わせは真剣そのもの!!


そうです!

劇団ここからのモットーは「楽しく演じること」

稽古で、自分の表現を精一杯出そうとしている表情は美しいですね!
一生懸命になれるから面白いっ!

イコール

たのしいっ!!

どんなお芝居になりますでしょうか?

演出がいうのもなんですが、
楽しみです。


ところで、劇団ここからは、あるルールがあります。

それは、皆さんあだ名で呼び合うこと。
これって、結構重要だなって思います。
とっても距離が近くなって、何でも話し合える仲間意識ができてくるんですよね。

ちなみに僕のあだ名は「つかっち」。

「さいとうさん」って呼ばれるよりも親近感があっていいですね。

大人になってあだ名で呼び合うっていうことがとっても新鮮。

僕が思う「家族のような劇団」には、実はこういう隠し味があったのです。

はじめまして (サイトウツカサ)

2011年12月22日 | 次回公演
来年の春の劇団ここから小劇場公演の演出を担当します
サイトウツカサと申します。

劇団ここからには、客演として「稲の旋律」「秋日狂乱」
「蠅取り紙~山田家の五人兄妹~」で出演させていただきましたが、
今回初めて劇団ここから小劇場の演出をさせて頂くことになりました。
このブログを通じて、これから稽古日記などの演劇活動、
また演劇の面白いところなどご紹介できたらと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、年の瀬、非常に寒くなってまいりました。
今、私は三田市に住んでいるのですが、
明日あたりからどうやら雪の予報が…
今週の稽古へどうやって行こうと少し悩んでおります。
というのも、自転車で三田~加古川を通おうと思ってたのですが、
さすがに今週は無理っぽいですね。


「でもでもどうしても稽古場に行きたいっ!!」


それは、劇団人の方々のお顔を拝見しないと気が済まないようになってしまっているからです(笑)
劇団員の皆さんはとても親切で何よりもお芝居を心から愛されている。
その情熱がとても感じられるのですね。
そして何よりも、演劇活動を本当に楽しんでされている。
私はここに惹かれました!!


稽古場に行くと「ただいま」って言いたくなる様な雰囲気。本当に素敵な劇団だなって思います。



劇団ここからは加古川で演劇活動をされてもう26年になるそうです。
年に二回、春の小劇場と秋の本公演をされていて、
年々劇団員も増えているそうです。
やっぱりたくさんの人数で活動した方が面白いですものね。
まだまだ新しい仲間募集中だそうですので、
私もこの活動報告を発信して色んな方々に知っていただけたらなと思います。
もし、少しでも興味持たれたりされましたら、コメント残していただければ嬉しいです。

長々とすみませんでした。