「こころのミュージカル」公式ブログ

長野県佐久市に2009年に生まれた市民ミュージカル、「こころのみゅージカル」の公式ブログです

主演の山口万里子さんがDVDの紹介をしてくれました

2020-05-27 17:01:42 | 日記
主演の一人としてステージに立った山口万里子さんがこのDVDについて語ってくれました
こんな視点からもぜひ見ていただきたいミュージカルです。

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1990年5月25日に87歳で亡くなられた丸岡秀子先生の没後30周年の今日。ご縁が巡りにめぐって、この企画で先生に再び感謝を捧げることができることを、光栄に思う。
アーティストチャレンジ6日目
長野県佐久市文化事業団と製作委員会による
市民参加型大型ミュージカル「こころのミュージカル」後編
こころのミュージカル10周年企画で上演された地元佐久の偉人で、女性の地位向上と命の尊厳を訴え続けた丸岡秀子先生の半生の物語は、大きく改編されて翌年再演の運びとなった。
ところが…
台風19号で本拠地のコスモホールが被災。11月の公演は延期となり、不運に見えたのだが、これがとんでもない大チャンスの始まりだった。
当初から、丸岡先生の母校がある長野市での公演が年明け2月に予定されていたので、出演者達のモチベーションは下がらない。そして、関係各位の奔走と隣の小諸市からの援助の手により、長野市公演の直前に小諸市公演が決定。
公演が3ヵ月延び、さらに同じ週に3回もの公演を行ったことで、市民参加型としては、今までで最高の出来栄えとなった。最初は10枚くらい?しかチケットが売れていなかった長野市芸術館で、満席のお客様の拍手が鳴りやまない…という幸運を体験した。
気がついた現実は、実にシンプル。
練習を積み重ねれば、みんなうまくなる(笑)。
かけた時間と情熱はうそをつかないのだ。
そして、喜びとともに働く出演者兼スタッフの存在。
私も出番は多くないので、舞台袖で上演中のほとんどを、袖歌スタッフとして袖マイクの前に楽譜を広げてスタンバイ。ナンバーごとに選抜隊が小中学生から大人まで、入れ替わり立ち替わりマイク前に現れては、早着替えしつつ、歌っては舞台に飛び出していく…。さらに私が出番を終えて譜面台に戻ってくると、袖歌設定していないはずの楽譜がなぜか必ず広げられていて…??前年の主役や脇役を何役もこなす大道具兼代役スタッフ達が、自ら楽しんで袖歌で盛り上げてくれていた! 
プロの現場ではありえないことばかりだが、ギャラをもらうどころか「参加費」を払って出演している、舞台の魅力に取りつかれた人たちの熱演を、ぜひ、一人でも多くの方々にご覧いただきたい。
興味本位も大歓迎。 DVDは2500円で絶賛発売中。
お問い合わせは、佐久市コスモホール 0267-82-3962
または下記まで
http://kokoro-saku.com/us.htm
今年のDVDは一味違う。
定点カメラだけでなく、大胆な「寄り」で被写体に近づき変化に富んでいること。演出家・奥村達夫先生が丁寧に編集に関わり、視聴者を飽きさせない構成になっていること。
長野市芸術館で幕が下りる直前に大写しにされる、丸岡秀子先生ご本人の笑顔。あまりの偉業を成しえた方と、なんとか周波数を合わせて舞台上の時間を「生きた」直後に、語りかけられるような微笑みに、そっと手を合わせた瞬間は、また一つ私の宝物となった。



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