美馬いやしの森

悩み相談

感謝の心と光の反射

2021-05-04 21:51:00 | 日記

あなたは感謝の心が大切だと思っていらっしゃいますか、不必要だと思っていらっしゃいませんか?

物を頂いた時は、ありがとうございますと感謝の言葉をお伝えするのは当たり前と思っていますが、

誹謗中傷されたり、悪口文句を言われたりすれば、

腹を立て怒るのが当たり前かもしれませんが、やはり自分にそのような原因がなかったかを、

振り返り反省して悔い改めて、箴言していただいた方に、気づき学ばされたことに対して、

大きな見方をして有難いことだと感謝するのは当たり前ですよね。

幸せになる為にはイエスキリストは全てのことに感謝しなさいと教えていただいています。

本当に心は神秘で摩訶不思議な存在なんですからね。

私の尊敬する葉室頼昭先生は、形成外科の医者をなさっていましたが、後半には春日神社の宮司をなさっていました異色の人材でいらっしゃいました。

今は故人となられていますが、著書もたくさん出版されています。

一冊に平易に面白く分かりやすく、感銘を受けた著書があります。

それは『神道感謝の心』という本です。
少しばかり引用させていただきますと、

終戦後、日本人は多くの大切なものを失いましたが、その中でも大きなものの一つは「感謝の心」です。

利己的で、自分さえ良ければ他人の迷惑などどうでもよく、

自分の不幸を全て他人のせいにして、感謝の心など微塵ももたない人が多くなりました。

私は医者として患者さんを見て来ましたが、いつもどこかに不調を訴え、

病気が治らないことに対して不平ばかり言っている患者さんがいます。

私はいつも、「あなたは自分の体に感謝したことがありますか。

生まれてから今まで、年中無休、体の細胞は一秒も休まずに外敵からあなたを守って、働いてくれているのに、

ご主人様が全然そのことを認めないで不平不満ばかり言っていたら、細胞だって怒って働く気力を失いますよ。

今日からは毎日「体の細胞さん、今まで感謝を忘れ、不平不満ばっかり言ってごめんなさい、毎日働いてくれてありがとう」

と全身を手で撫でながら感謝しなさいと言っています。

交通事故で体に傷痕や変形を残した患者さんの回復形成手術行う機会も多かったのですが、

いわゆる加害者を恨んで悪口ばかり言うような人は、手術しても善い結果は得られませんでした。

人を憎んだり非常に辛い思いをしているときには、レントゲンで見ると、

腸がねじれたり、亀裂があったり、文字通り「断腸の思い」なのだそうです。

「はらわたが煮えくり返る」くらいに立腹している時は、実際に胃腸の粘膜が真っ赤に充血をしているそうです。

感謝の心ない生活に真実の健康は存在しません。

「太陽の光、すなわち日光は明るく温かい」と誰もが思っています。

そして、日光が送られてくる太陽と地球の間の宇宙空間も明るく温かいはずだと思っています。

しかし、実際には宇宙空間は暗く冷たいのです。何故でしょうか。

日光は地球を取り巻く大気で反射して、はじめて明るい光と熱が現れるのです。

これと全く同じで、万人に平等に与えられている神様の恵みも、感謝することによって、その人の前に現実に見えてくるのです。

幸福が与えられたから感謝するのではなく、感謝するからこそ幸福が与えられるのです。

このことに気づかない人が多いようですが、感謝には、理屈や理由は不必要なのです。

光りが凹凸での面で反射するのを乱反射というのと同じく、色々な理由をつけての反射は乱反射です。

光りが鏡のような平面で反射すると全反射し、ピカッと光って眩しいように、理由のない全感謝が真実の感謝なのです。

引用終わります。

葉室先生もいかに感謝が大切かを話して下さっています。

イエスキリストも全てのことに感謝しなさいと同じように教えて下さっています。

あなたも私も素直に謙虚に気づき学び、感謝の実践を今日から始めましょうね。

ありがとうございます・・・😊感謝です。

そうすればあなたは健康で幸せに暮らせますよと力強く語ってくれていますのでね。