はくばくのもち麦が映っていました 今日は注文あり
いま健康志向を背景に売り上げが伸びる「大麦」。都内のレストランでもメニューとして提供されるほか、スーパーでも押麦、もち麦、米粒麦などさまざまな種類が並んでいます。大麦が注目される最大の特徴は食物繊維の多さ、白米の20倍、玄米の3倍にもなります。今回、お笑いコンビの「髭男爵」の2人に麦ごはんを食べてもらいその効果を調べると、食後の血糖値の上がり方が緩やかになることが分かりました。血糖値の上昇を抑制するとされるのが水溶性食物繊維である「βグルカン」です。大麦にはβグルカンがほかの食物に比べとても多く含まれ、体内でネバネバの状態になり血糖値の上昇を抑えてくれるのです。番組ではパラパラしやすい麦ごはんを家庭でおいしく炊く方法や、毎日のおかずやデザートなどに使う方法など大麦の魅力をご紹介しました。
「イ」意外なところで大発見!
「チ」腸で大変身!
「お」Oh!もっちり麦ごはん
「し」主役にも脇役にもアレンジレシピ
麦ごはんが血糖値の上昇を抑える!?
今から7年前、当時、刑務所の医務官だった医師が驚きの論文を発表しました。
福島刑務所に入所していた糖尿病患者109人のうち、およそ8割が服役中に症状が改善したというのです。論文を発表した医師によると、規則正しい生活などさまざまな原因の中の一つとして、「毎日出される麦ごはんに多く含まれる食物繊維が血糖値の上昇を抑えたのではないか」とのこと。そこで、お笑い芸人の髭男爵さんが、白米と麦ごはんでどれくらい血糖値の上昇に違いが出るのか、挑戦!すると、程度の差はありましたが、見事、2人とも麦ごはんの方が血糖値の上昇を抑えることが出来ました。
※麦ごはんによってすべての糖尿病患者が改善される訳ではありません。
※規則正しい生活習慣や運動、また医師に処方されたお薬を続けることも大切
“腸”で大変身!βグルカン
なぜ、麦ごはんに含まれる食物繊維には血糖値の上昇を抑える効果があるのでしょう?
それは大麦に含まれる“βグルカン”という水溶性食物繊維が関係しています。
食物繊維には、野菜や玄米、きのこ類に多く含まれる不溶性食物繊維と、大麦に多く含まれる水溶性食物繊維の2種類があります。便通をよくする働きがある不溶性食物繊維に対し、水溶性食物繊維は小腸でネバネバの状態になり、ゆっくりと消化されるため、糖の吸収がゆっくりとなり、血糖値の上昇を抑える働きがあります。さらに、腸内環境をよくする働きもあることが分かっています。βグルカンと同じ働きのある水溶性食物繊維を含む食材には、海藻類や果物などがあります。
水溶性食物繊維・・・大麦
不溶性食物繊維・・・大豆、玄米、きのこなど
【水溶性食物繊維】
βグルカン・・・大麦、えん麦(オートミール)、ライ麦
その他・・・海草、りんご、みかん
NHKホ-ムべ-ジ抜粋
詳しくはこちらまでhttp://www1.nhk.or.jp/asaichi/2014/06/09/01.html
節分の豆のプレゼントと定期的のチラシのお蔭で今回も退院祝いにお米とはくばくの素麺を使ってくれました
継続は力なり