また長いことブログを放置してしまって、申し訳ありません。
実は私の大事な大事な猫のテンちゃんですが
昨年12月8日の午後5時35分に天に召されました。
生前は抱っこが大嫌いなテンちゃんでしたが
最後は私の腕の中で息を引き取ってくれました。
いろんな病気をしてきたテンちゃんですが、
最後は癌でした。
泣きながら病院から帰ったあの日。
テンちゃんの右顎にしこりがあるのがわかり、
悪性の可能性が高い、もし悪性なら
多分余命3ヶ月だろうと病院の先生に言われました。
悪性かどうか判断する検査にも苦痛があるし、
もし悪性とわかったとしてもテンちゃんの年齢や体調を考えると
治療をする方が苦しいから止めた方がいいと先生から説明を受け、
私もそれに賛成だったので
あとはどれだけテンちゃんの苦痛を少なくするかを考えましょう
ということになったのですが、それはなかなか大変なことでした。
最初あくまで悪性の「可能性」だから…と思っていた私。
良性ということもあり得るとその「可能性」という言葉にすがっておりましたが
やっぱり日ごとに体調の悪くなるテンちゃんを見続け、
そうではない、やっぱりそうではないんだ…と思い知らされる日々は
本当につらかったです。
仕事もあるし、最後は看取れないかも…と思っていましたが、
いろんな人のおかげで、無事看取ることができ、
本当に感謝しています。
顎にできた癌ですので、顔が崩れていくことも覚悟して
どんな顔になっても私の可愛いテンちゃんにかわりはないと思っていましたが
可愛い顔のままで逝ってくれました。
痛みも吐き気もあったろうに、よくよく頑張ってくれて
最後は私が思っていた以上に穏やかだったと思います。
(もちろん苦しみはありましたが、もっと苦しむと思ってました)
テンちゃんが亡くなったあと、
私は酷い喪失感と虚無感に襲われてしまいました。
それは、テンちゃんが生きている間から心配してたことでもあったのですが。
何しろ私は毎日の生活のスケジュールをテンちゃんの投薬、注射、体調に合わせて組み、
今してる仕事さえも、テンちゃんの世話と看病に支障がないものを…という理由で
選んだものだったので。
そこまで入れ込んでしまってたので、もしテンちゃんがいなくなったら
私、どうなるんだろう?って、正直怖かったです。
で、結局その通りになってしまったわけですが、
私が何とか今もちゃんと働いて、寝て食べて生きていられるのは
やっぱり周りの人達のおかげだな…と思っています。
四十九日も済み、最近は何となくですが
「今まで離れてる間ずっとテンちゃんが心配だったけど、
これからはずっと一緒だから」
「テンちゃんがずっと一緒にいてくれてるだろうから
そう悪いことにはならないだろう」と思えるようになりました。
テンちゃんはあんまりベタベタしないタチだったので、
今でも家のどこかで寝てるような気がしたりもします。
体は見えなくなってしまったけど、またいつか天国で一緒に暮らせると思って
それまでしばしのお別れです。
ブログも全然更新してないのに覗いてくださる方々がいらして
もしかしたら心配してくれてるのかなぁ...と思いつつ、
つらくてどうしても今になるまで更新できませんでした。
本当に申し訳ありません。
少しずつですが落ち着いてきましたので、
またテンちゃんのことをぼちぼち描けたらな…描けるかな…?
描けたらいいな…と思っています。
もしその際は、よろしくお付き合いください。