京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪紀行(9):弁慶の引き摺り鐘

 前々回記事と、前回記事と同じく、三井寺(園城寺)関連の話題です。

 今回は妖怪というより、伝説的な超人の話になるでしょうか?

 武蔵坊弁慶といえば、日本人ではまず知らない人はいないでしょう。
 「牛若丸と弁慶」の話など、多くの逸話や伝説が語られています。

 今回訪れた三井寺でも、弁慶ゆかりのものを発見しました。
 あの弁慶が引き摺ったという、その名も「弁慶の引き摺り鐘」です。

 まずは、ここが話題の鐘がおさめられているお堂。
 入り口からも見えています。





 中に入って、もうちょっと近寄ってみます。



 拙い写真でお伝えすることができるがどうかわかりませんが、結構な大きさです。
 たまたま、写真右下辺りに人が写ってしました。そこから、この鐘の大きさがどれくらいかを想像してしてください。

 さらに近寄ってみます。





 よく見ると、表面に引っかいたような、引き摺ったような痕が見られます。
 
 本当にこんなものを引き摺ったのでしょうか。
 だとしたら、とても人間業とは思えません……。
 さすがは伝説的な超人というべきでしょうか。

 このお堂には、弁慶が実際に煮炊き、食事をしたという「弁慶の汁鍋」もおさめられていました。





 これも、結構な大きさです。


 ところで、後でこの「弁慶の引き摺り鐘」にまつわる伝説を調べてしました。
 そうしたら、「(元は比叡山の僧だったI)弁慶が、三井寺との争いで略奪したところ、泣き出した」とか、「変事の前兆として、不可思議な現象が起きた」などの、「霊鐘」というにふさわしい様々な伝説がいくつもありました。

 ああ、よかった。
 「妖怪紀行」というにふさわしい話題になって(おい

 もうちょっと三井寺の話題をとりあげていきます。



弁慶の引き摺り鐘
http://www.shiga-miidera.or.jp/about/legend01.htm

三井寺のホームページ
http://www.shiga-miidera.or.jp/



 この記事は、新館の方でも扱っています。


2ちゃんねる から子供たちを守ろう!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「小旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事