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どうも、こんにちは。
シリーズ前回の続きで、京都・祇園祭のうち、7月10日に行われる「神輿洗い」神事を追います。
「神輿洗い」午前の神事を終えて、しばらく時間を置きます。
まずは同日の夕方6時、八坂神社にて。
6時から八坂神社にて、神輿洗いの「奉告」神事が行われます。
その直前まで、神輿を担ぎ、運ぶ為の練習が行われていたようです。
さて、ここから「奉告」神事が行われるそうなのですが、私は途中で抜け出して、四条大橋へと先回り。
四条大橋南東付近にあるあの場所、期用水が、中に八坂神社のご祭神・牛頭天王が居るという鴨川の水が入った桶が祀られている場所へ。
無事なようです。
予備の御用水が使われる事態にはならなくてすみそうです。
四条大橋の上は多くの人が集まり、交通規制もひかれ始めています。
神輿を迎える「おむかえ行列」が通ります。
その様子を動画ででも撮影しました。
【動画】2018年・祇園祭「神輿洗い」のおむかえ行列
再び御用水のことが気になって再びあの場所へ。
神職の方によって、御用水が運び出されていきます。
そして神輿が運ばれてきます。
ここで神輿に水がかけられ……というより、御用水から神輿に、牛頭天王が降臨させられます。
ここで余談……というか、愚痴みたいになってしまいますが。
水がかけられる、牛頭天王が神輿にかけられる瞬間を、撮れなかったかと言いますと。
何時間も前から四条大橋付近で待っていたのですが……警察から「四条大橋は通行のみで、止まって撮影するな」「移動しろ」とか指示され、それに従っていたら結局撮れなかったので。
ただ、四条大橋にはご覧の通り、警察官の指示を無視して、橋の上で固まって神事の様子を立ち止まって観たり、写真を撮っている人たちがこれだけ居るのに。
つまり、「警察の指示を無視した人たちだけが神事の貴重な瞬間を目にすることが出来て、真面目に従っていたら結局損しただけ」ということでもあるのですが。
いや、確かに警察官の指示には従うべきというのは法律でも決まっていることだっていうのはわかってはいますけど……なんか、納得いかないですねえ。
正直、この時ばかりはどうにも納得いかなかったのですが。
あの瞬間を、最も観たかった瞬間を観るにはどうするか、もし来年以降機会があれば、何か対策を考えた方がいいですかね……。
ともあれ、神事は無事に終わり、神輿と神輿行列は八坂神社へと帰還します。
今回はここまで。
今年は仕事の多忙の為、山鉾巡行や神幸祭・還幸祭などの祇園祭の大事なところを観ることが出来ないのが残念ですけど。
それでも、出来るだけ祇園祭の記事は書きたいですね。
本シリーズはしばらく祇園祭と、葛城氏の「京都魔界ウォーク」の記事が続きます。
*祇園祭のHP
https://www.kyokanko.or.jp/gion/
*八坂神社のHP
http://www.yasaka-jinja.or.jp/
*八坂神社へのアクセスについてはこちらを参照。
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm