2月~3月頃のことですが、京都の特定の神社八箇所をめぐって集印するという『京洛八社集印めぐり』というイベントが行われていたので、私も頑張って参加しました。
上御霊神社、水火天満宮、白峯神社、護王神社、菅原院天満宮、下御霊神社、菅大臣神社、文子天満宮の八社です。
このうち、水火天満宮、菅原院天満宮、菅大臣神社、文子天満宮のご祭神が菅原道真という有名な怨霊。
上御霊神社、下御霊神社のご祭神が早良親王など八人の怨霊。
そして白峯神社のご祭神は、“日本の大魔王”とも言われた怨霊・崇徳上皇。ご祭神が怨霊ではないのは、護王神社だけ。
こちらの方も仰るように、八社のご祭神を見てみますと、むしろ「怨霊めぐり」です。
「もうちょっと他の神社のご協力はいただけなかったのでしょうかね。」と仰いますが。
京都市内の古い神社には、怨霊信仰や疫神信仰、及び魔除け・鬼門封じなど、怨霊や魔除け関連の寺社仏閣というのが結構多いのです。普通に現世ご利益を看板にしている神社なども、元は怨霊信仰や魔除け・鬼門封じなどの目的で創建されたという場合が、少なくないのです。
それに「京都妖怪探訪」などというシリーズ記事を喜んで書いている、私みたいな妖怪オタク・怨霊マニアにとっては非常に楽しみなイベントでもあります(笑)。
以下は、このイベント参加の一環として参拝しました、2~3月はじめ頃の白峯神宮の写真です。
白峯神宮及びご祭神・崇徳上皇について詳細は、シリーズ第6回で述べましたので、ここではあまり触れません。詳細については、シリーズ第6回をご覧ください。
境内のご神木。
いずれもかなり古いもののようです。
なんか、本殿前のこの木からいい匂いが漂ってくるな、と思ったら……名物の香木だったようです。
「右近の桜」「左近の桜」と言われる一対の桜の樹が。
しまったなあ。桜の咲いている時期に来て、撮っていればよかった。
……などと今更ながらに気付いて後悔してます。
八社全ての印を集めて、記念品までもらいました。
その時の様子は、今後のシリーズ記事で書きます。
なお『京洛八社集印めぐり』は、現在も続いているようですので、興味ある方はどうぞ。
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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