どうも。
シリーズ第11回と第12回の続きでで、昨年10月ごろに青蓮院門跡に行った時の記事です。
仕事やオフの付き合い等で年始はに忙しくなってしまい、一週間以上も更新を止めてしまいました。
また、シリーズ第12回の間に、記事を2つ挟んでしまいましたが、第12回で宣言しましたとおり、青蓮院の見事な庭園についての記事を書きます。
青蓮院門跡のHPによれば、境内全域が国指定の史跡となっているというほどの名園であるそうです。
庭園について、以下のような説明がされています。
>青蓮院の主庭は、室町時代の相阿弥の作と伝えられ、粟田山を借景にしてその山裾を利用した幽邃な趣の池泉回遊式のお庭です。龍心池の対岸南に高く石積みした滝口を中心として、東側にかけて柔らかな曲線をえがいた築山が設けられた、築山泉水庭でもあります。
また、華頂殿の東面には、江戸時代の小堀遠州作と伝えられる「霧島の庭」がございます。
私の拙い写真と記事で、この名園の良さを読者の皆様にどれだけお伝えできるかどうかはわかりませんが、とりあえず。
まずは、境内の片隅にあった庭。
これは、西方浄土を模して作るつもりだったようです。
青蓮院側の説明によりますと、この試みはあまりうまくいかなかったようです。
浄土を人の手で表現するというのは、難しかったようですね。
次は竜心池と呼ばれる池のあたりにやってきました。
竜心池と呼ばれる池の光景です。
「跨龍橋」と呼ばれる石橋があります。
池の中にある大きな石。
この大石が、「沐浴する竜の背中のようである」ことから、「竜心池」と呼ばれるようになったそうです。
この画像ではちょっと見えにくいかもしれませんが、中央奥には「洗心滝」と呼ばれる滝があります。
庭園内の池や小川には、鯉も泳いでいます。
鯉を間近で撮りました。
枝ぶりのいい木がいくつも立っていました。
石造りの小道です。
こういう風景って、結構好きですね。
庭の道を奥の方まで歩いたら、こんな竹薮の中に入ってしまいました。
階段を奥まで上がっていくと、次のような社がありました。
「日吉社」の横には、こんな祠も。
お稲荷さんでしょうか?
仏教(天台宗)のお寺の境内に、このようなものがあったとは……。
これも、日本独自の「神仏習合」があればこそ、でしょうか。
そして、奥の上りきった場所から、京都市内が見えました。
この名園には、四季折々にそれぞれ異なった美しさがあるので、何度でも楽しめるそうです。
秘仏・青不動のご開帳は昨年の12月まででしたが、また来たいと思います。
……あっ、でも。
このシリーズ名「京都妖怪紀行」でしたね。
シリーズ次回は、もっと「妖怪」というテーマにふさわしそうな話題をとりあげます。
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