京都の闇に魅せられて(新館)

*「若年層小泉支持」の背後にある新自由主義への幻想?(2.75)

 このシリーズ第2回目で、新自由主義への幻想を振りまいたマスコミをとりあげた。これについて、前回に続いてr氏からさらにコメントをいただいた。





 以下、紹介する。

 まずは、ひとつ訂正事項。
 いやはや、私としたことが見落としていたよ。
で、早速ですが先日の私の意見に若干の修正を加えたいです。
最後の方の「将校」を「一部の特権的権限を持った高級参謀」と書き換えてください。
この高級参謀は戦後、財界の重鎮として活躍しました。(確か存命中では?)
終戦時、満州の地で自害した将校や高級参謀はたくさんいましたし、抑留されたかたもたくさんいました。
ですので訂正させていただきます。
(ちょっとでもミスると、小泉信者や何かが謀略論を振りかざして攻撃してきますので)



 というわけで、ここに訂正文を載せておいた。
 しかし、相手がちょっとしたミスをしただけで、鬼の首でもとったかのように攻撃してくる連中っているんやねえ。「自分たちがミスや間違いしたら、そこまで騒ぐのかい?」っと突っ込みたくなるが……。
 しかしいずれにせよ、些細なミスや間違いもないように、細心の注意を払い、緊張感を持って論を展開しなければ。それと、間違った時はすぐに改める、ということを心しなければ。特に、何かを批判する場合は。


ところで酒関係の組合の年金問題で組合担当者が警視庁に逮捕されましたね。NHKのクローズアップ現代では政治家の実名まで出ましたし、NHK始め民放各社も被疑者を事前に取材していました。
どう考えても国策捜査ですね。
先物取引企業グローバリーの時といい、今回の逮捕劇といい国策捜査と思われる捜査が続いています。
私の予想ですが、多分今回の国策捜査は小泉自民党内の反乱分子粛清とか抑制よりも寧ろ「前原民主党」内部における反前原分子に対する牽制、若しくは予防的粛清じゃないかと睨んでおります。勿論、小泉自民党内部の反乱分子予備軍に対する牽制もあるかも知れません。
森派(清和会)に対する献金もあったかも知れません。それを追求させたら小泉総理自身が傷つく恐れがありますからE嶋秘書官が追及させるとは思えません。
となれば、消去法で行けば、前原民主党代表に対する応援ではないか、と思うわけです。
以前も書きましたが、前原代表は小泉総理以上に新自由主義者(ネオリベ信奉者)です。
しかも、小泉総理とは違って徹底した理論派です。
しかし、民主党内部には社会民主主義者も大勢います。
勿論、彼らは前原執行部に対して不満を持っています。
ですから、何れ行われるであろう、農協、漁協、森林組合などの組合関係、そして労働組合潰しの為の呼び水、誘い水としての国策捜査だと思うのです。


 なーんか、イヤになってくる話だ。
 「国策捜査」ねえ。特定の勢力を潰し、特定の勢力だけを利するだけの捜査。
 そう言えば、同じようなことがこれまでに何度もあった。
 辻本清美が秘書給与に関する不正で潰されたが、同じようなことを国家公安委員長だった小野清子がやっても、ろくな追求も行われなかった。
 民主党の議員だった古賀誠一郎が学歴詐称で叩かれたけど、実は小泉首相や安倍晋三がより悪質な学歴詐称をやっていたのに、後者の方はあまり叩かれなかった。
 あからさまな依怙贔屓。「正義」の名を借りた権力闘争。
 ここでも問題なのは、マスメディアがそれに対して、ろくな突っ込みもせずに、それを垂れ流すだけ。結果として、特定勢力のみを利している。「正義」をタテにしている分、なおたちが悪い。

 我々は、マスメディアが振りかざす正義や正論をも疑ってかからなければならないのか……。


 長くなったので、一旦切る。
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