どうも、こんにちは。
今年2013年・祇園祭の特集記事、今回はその7回目になります。
前回まで、祇園祭のハイライトとも言われる山鉾巡行をとりあげてきました。
今回は、山鉾巡行の後に行われる「神幸祭」の様子をとりあげます。
祇園祭と言いますと、「17日の山鉾巡行」のイメージでのみとりあげる人が少なくないようですが、実は山鉾巡行よりも、この後行われる「神幸祭」と、24日に行われる「還幸祭」の方が祇園祭の中ではより重要な行事なのです(その辺りのことは、シリーズ第291回の動画をご覧ください)。
今年はその最初の部分だけですが、その様子を撮影してきましたので、今回ここでお届けします。
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四条通り東端にある八坂神社の西楼門とその石段。
17日午後4時の少し前の時間帯でしたが、午後6時からの神輿巡行を観ようとして既にたくさんの人が集まっています。
八坂神社の境内・本殿と舞殿の前にも、神輿の稚児の行列を観るためにたくさんの人が集まっています。
以下、稚児行列の様子です。
神聖な境内を境内を馬に乗ったまま歩くのを許されていることから観ても、神輿行列の稚児がいかに位が高いかを表しています。
祇園祭の稚児と言えば、長刀鉾に乗る稚児が有名ですが、長刀鉾の稚児には境内で馬に乗ることは許されていません。
つまり、長刀鉾の稚児よりも神輿行列の稚児の方が位が高い。これは、山鉾巡行よりも神輿巡行の方がより重要な行事であることも表しているのです。
行列は本殿内に。
本殿内で神事が行われたようですが、中の様子は見えません。
神輿行列の人々が、本殿に参拝。
舞殿に集まって、この後の神輿行列にそなえます。
舞殿には、八坂神社の祭神を乗せているという3基の神輿が。
なおこの写真のみは、当日より前に撮影したものです。
さすがに行事の最中に舞殿には近づけませんでしたので。
神輿には、主祭神スサノオ(=牛頭天王)が乗る「中御座」、その妻クシナダヒメが乗る「東御座」、2人の子供たち・ヤハシラノミコガミが乗る「西御座」の3体があります。
そして、神輿の出発準備。
この後、神輿巡行が始まります。
以上で、今年の祇園祭・神幸祭の特集記事を終わります。
この後、八坂神社の3体の神輿が京都の街中を巡行するのですが、夕方から所用があって観られませんでした。
また今年は、24日の「花傘巡行」・「還幸祭」も、都合により観られませんでした。
31日の「夏越祭」にも参加できそうにもないですし……。
本シリーズ今年の祇園祭の特集記事はこれで最後になりそうです。
参考までに、昨年までのものですが、山鉾巡行後の祇園祭行事についてとりあげた過去記事だけでも以下にあげておきます。
・17日「神幸祭」
(第193回を参照)
・24日「花傘巡行」
(第194回を参照)
・24日「還幸祭」
(第124回、第125回を参照)
・31日「夏越祭」
(第50回を参照)
それでは、今回はここまで。
また次回。
また来年も、無事に祇園祭を迎えたいところですが。
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
*京都・祇園祭のHP
http://www.gionmatsuri.jp/
*八坂神社のHP
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/index.html
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