こんにちは。
この妖怪探訪シリーズも前回(262回)から一ヶ月以上も間が開いてしまいました。
オフが公私供に多忙だったのと、他に書きたいネタがたくさんありすぎたので、こんなことになってしまいましたが(苦笑)、ぼちぼち再開していきます。
もちろん、このシリーズもまだまだたくさんのネタのストックがあるので、続けていきますよ。
今回は、世界遺産にも認定された京都の有名な古社のひとつ、下鴨神社のひな祭りの様子をお届けします。
何故、ひな祭りが「妖怪探訪」などというシリーズに取り上げられるのか?
こう疑問に思われた方もおられるかもしれません。
しかしながら、日本の伝統行事や文化の多くには、そのルーツをたどれば宗教的・呪術的な儀礼に由来するというケースが、実は意外と多いのです。
例えば、京都・夏の風物詩ともされている祇園祭などは、「当時、病の原因と考えられていた疫神や悪霊などを鎮める(⇒ご機嫌をとっておとなしくしてもうらう)」などという呪術的・宗教的な儀礼から始まっているのです。
京都妖怪探訪などというシリーズを続けていますと、そんな事実にしばしば出くわします。
すみません、前置きが長くなってしまいました。
ひな祭りも由来ははっきりしませんが……というより、諸説あってどれが本当の由来かがはっきりしないようですが、このひな祭りも宗教的・呪術的な由来があるという説もあります。
有力な説のひとつが、「雛流し」という呪術的な意味合いの強い民俗行事が元となったというものです。
あらゆる穢れや悪いものを、祓い人形にこめて河川や海に流すというものです。
そのひな祭り元来(?)の姿に比較的近いと思われるひな祭りのひとつが、下鴨神社のひな祭りです。
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今回は、その下鴨神社のひな祭りに行ってきました。
まずは、いつもの通りアクセスから。
京阪電車の「出町柳」駅。
この辺りには他にも、京都バス、京都市営バス、叡山電車などがあって、結構交通の便が良い場所です。
そこから、�鄒遒砲�C�C覯蝋膓兇鮴召悗氾呂蠅泙后」
あるいは、京都市営バスの「下鴨神社前」停留所からも近いです。
ちなみに前々回と前回記事で取り上げた、出町枡形商店街もあります。
下鴨神社の入り口から境内、そしてひな祭りが行われる御手洗(みたらし)池を目指します。
下鴨神社境内には、妖怪探訪シリーズでもとりあげたいスポットがいくつもあるのですが、今回はひな祭りメインなので、簡単に省略させていただきます。
きちんととりあげると、記事数回分以上になってしまいますので。
御手洗池と御手洗社です。
ひな祭りの始まる数時間前の様子です。
特別な行事のない普段は、このように静かな場所です。
ひな祭りの様子をよく撮るために、前の方の場所を確保しようと数時間前から寒い中に立たなければなりませんでした。
そうしないと、すぐに大勢の人がやってきて、よく撮れない後ろの方の場所しかとれませんので。
昨年はせっかく来ていながら、それで失敗しましたので。
それにしても、マスコミの皆さんは苦労せずして特等席かい。
新聞社やテレビ局とか大マスコミの特権っていいよなあ。
……などという文句はそれくらいにしておきましょうか。
お祭りの参加者や出席者が集まってきます。
始まります。
祭主さんが祝詞を奏上。
まず最初に祭主さんが、雛流しを。
ちなみに、これがひな流しに使われるひな人形です。
続いて宮司さん。
その次はお内裏様、おひな様役の人
毎年、結婚するカップルから選ばれるそうです。
このお二人がひな流しをする様子は動画で。
来賓の方々がひな流しをする様子です。
舞妓さん2人がひな流しをする様子を動画で。
幼稚園の代表も。
京都タワーのマスコットキャラ「タワーちゃん」。
彼女(?)がひな流し様子も動画で。
園児たちが「ひな祭り」の歌を歌います。
ひな流しの儀が終わります。
この後は、一般の参拝者もひな流しができます。
今年も無事、ひな祭りが終わりました。
それでは、今回はここまで。
また次回。
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*下鴨神社へのアクセスはこちらを参照。
*下鴨神社のHP
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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