京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(201):妖怪絵師・葛城トオル、現代京都の鬼門を語る





 シリーズ前回の続きで、京都の妖怪絵師にして妖怪伝道師の葛城トオル氏による講座です。

 鬼門。
 主に北東の方角を指し、鬼やあらゆる災厄がその方角からやってくると言われています。
 現代でもその鬼門を信じ、鬼門からやってくる災厄を防ぐ「鬼門封じ」を行っている人たちが現代でもたくさん居ます。
 近代的なビルが建ち並ぶ現代の京都にも、そんな鬼門封じが行われている建物があります。
 それは古い建物だけではありません。
 近代的なビルの中にも、そうした鬼門封じが行われているところがあります。

 そのひとつが、京都の四条河原町に建つ「京都マルイ」(旧阪急百貨店)です。
 主に若者向けの店舗として有名です。
 旧阪急百貨店の時からですが、ここはいつも多くの人々が行き交い、デートなどの待ち合わせ場所などに使われることでも知られる場所でもあります。
 そんな非常に現代的な建物に、鬼門と鬼門封じがあるというのです。

 妖怪研究家でもある葛城トオル氏に、京都マルイにて、現代京都に残る鬼門と鬼門封じについて教えていただきました。


 四条河原町に立つ、京都マルイビル1階の北東隅です。






 その北東隅辺りに地下へ降りる出入り口があります。
 まずは葛城氏について、地下へと降りていきます。









 おや?
 地下への階段を降りきった場所に、何やら変な場所が。






 ここが、京都マルイ地下の鬼門だそうです。
 葛城氏の解説が始まります。


【動画】妖怪絵師・葛城トオル、現代京都の鬼門を語る(1)





 地下での解説を終わり、階段を上がって再び地上1階部分へと戻ります。
 もう一度、マルイビルの1階北東端部分をよく見ると、妙な部分があります。





 あまり目立たないのですが、壁の中に閉じられた扉が。
 以下、再び葛城氏に解説していただきます。


【動画】妖怪絵師・葛城トオル、現代京都の鬼門を語る(2)




 今でも、こうした鬼門が真面目に信じられ、鬼門封じの伝統が残されているのも面白いですね。



 それでは今回はこれにて。
 シリーズ次回も引き続き、現代京都に残る霊場魔所について語っていただきます。




【追記】:
 8月31日まで京都・高台寺と圓徳院にて、葛城トオル氏の作品展なども開かれています。




高台寺・百鬼夜行展
http://www.kodaiji.com/topic/28.html




圓徳院・百鬼夜行展など圓徳院夏の拝観案内
http://www.kodaiji.com/entoku-in/topics/column/news/new.html


 また、8月17日の午後7時より、高台寺・洗心寮にて、葛城氏の「妖怪講座」も開催されます。

妖怪堂・葛城トオルの新妖怪講座 in 高台寺
http://blog.livedoor.jp/maturowanumono/archives/51889835.html







*妖怪堂のHP
http://www.maekake.com/yokai_index.html


*葛城トオル氏のブログ
http://blog.livedoor.jp/maturowanumono/
(葛城氏主催のイベント等について詳細は、こちらをチェック!)


*祇園祭ののHP
http://www.gionmatsuri.jp/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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