6月14日(土)18時より大分市都町のホテルザーズにて九州矯正歯科学会大分県支部の講演会がありました。講師は宇佐市開業の松成篤先生で演題は「埋伏歯への歯科矯正的対応」です。埋伏歯を上手く歯列内にとりこむことができれば矯正治療の幅が広がります。現在はCTがあるためその歯根の方向や周囲の歯槽骨の状態が把握できます。
最後にお口もさわやか健康塾の友枝康代先生の「全身を守る専門的口腔ケア」という講演がありました。私は「お口もさわやか健康塾」という組織はよく知りませんが、友枝さんは以前からよく訪問口腔ケアをしています。口腔ケアには歯科衛生士さんの力が必要ですが、歯科衛生士さんは足りていないのが実情です。
続いて大分きずなハロー歯科診療所院長の内野辰宏先生の「食べるを支える在宅歯科診療」という講演会がありました。内野先生は鹿児島大学歯学部の同窓生で訪問歯科診療専門の歯科診療所を経営しています。私も訪問歯科診療をしていますが、これから需要は増えそうですね。
6月13日(金)19時より大分市トキワ会館カトレアローズの間にて「大分在宅医科歯科連携講演会」が開催されました。まずやまおか在宅クリニック院長山岡憲夫先生の「在宅医療の現場から~在宅ケアからみた歯科口腔ケアの必要性について~」という講演がありました。高齢者が増えるにつれて在宅医療の必要性は増えていきます。