鮎川「ほむらちゃん、トルコリラが大変だよっ!」

トルコの通貨リラが22日、外国為替市場で急落し、足元では対ドルで1ドル=8.1リラ台と約3カ月ぶりの安値水準で推移している。20日にエルドアン大統領が金融引き締めを掲げていた中央銀行総裁を更迭したことで利下げの観測が強まり、投資家がリラを売った。
更迭されたアーバル前総裁は2020年11月の就任以降、インフレ抑制のために相次ぐ利上げに踏み切った。市場は歓迎し、リラは同月に付けた史上最安値圏から前週末時点で2割近く回復していた。だが、エルドアン氏は金利の引き上げは景気後退につながるとして一貫して反対しており、アーバル氏の金融政策に不満を募らせているとの見方があった。
新たに就任したカブジュオール総裁はアーバル氏の引き締め策を批判していたため、市場では20日以降、トルコ中銀が再び金融緩和に転換するとの見方が広がった。大統領が頻繁に総裁を更迭する中銀の独立性への信頼感も失墜した。
カブジュオール氏は21日に出した初の声明で、早期の利下げにつながる臨時の金融政策決定会合を開く可能性を否定。物価の安定を重視する考えを述べて、週明けにリラ暴落が起きないようけん制した。
トルコでは18年8月、リラが前日比で一時18%超下落し、ほかの新興国にも波及する通貨危機「トルコショック」が起きた。

まったく、なんだかねーw
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